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「俳句は典型的に誤読の世界」という言説 

「誤読」というのも、いろいろあってね……。
「『犬』と書いてあるが、ここは『猫』として読んだ」みたいなのは、読者の態度としては不誠実だと思うんですよね……。これは「The誤読」。「誤読」の典型例でしょう。
でも、「『犬』をあくまでも『犬』と捉え、それでも解釈は多様に開かれている」というものまで「誤読」の範疇に入れるのは、個人的にはちょっと頂けません……。

「作者の意図通りに読むのが正解」という発想がそもそもテクスト・フィットではないのに、その前提に立って「作者の意図通りではない、すなわち『誤った』読み方を俳句ではしている」と言われても、よくわからんなと思います……。ポストモダンぽい発想だと思いますが、個人的には乗れないな、と。

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