ウェンディ・ブラウン著/河野真太郎訳『新自由主義の廃墟で 真実の終わりと民主主義の未来』によると、福音派キリスト教徒はアメリカ人の17%程度だが、トランプの支持基盤の半分をも構成している。彼/彼女等は、文化的エリートに軽蔑され、世俗的な勢力によって攻撃されたという共通の経験のため、トランプに深く同一視した。大学や、エンターテイメント産業、メディアの高みから組織的にターゲットにされたと認識している、と。
「家族の絆が促進されるべきで、極限においては強制されるべきた」という点で、彼/彼女等は一致している、と。