『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を観た。ルイ(ブラッド・ピット)がレスタト(トム・クルーズ)というヴァンパイアに気に入られて仲間になるが、人間を殺して生きることを受け入れ切れず、でも死ぬこともできず罪悪感に苛まれてきた人生(吸血鬼生?)を回想する話。以下ネタバレを含む感想。
ブラッド・ピットの顔と溢れ出る陽の気が苦手だからか、レスタトと別れた後のルイうじうじパートは退屈だった…しかし最後にレスタトが元気に再登場して笑わせてくれたので良かった。私はトム・クルーズもあまり好きではなかったが、レスタトがすごく良い奴ので少し好きになった…レスタトはなぜかルイにすごく執着していて、何かとルイの面倒を見てあげるし、ルイに冷たくされても見放さないし、生きるのがつらいルイのために生きがい(家族)も作ってあげたのに、ルイに見殺しにされ、復活してもまた殺される(しかし吸血鬼パワーで生き延びていた)。200年後くらいに再会するが、また見捨てられてしまって本当にかわいそう…こんなに酷い目に遭わされたのに「ルイのやつめ いまだにボヤいてやがる」で済ませられるのすごくない? 懐が深すぎるやろ…ブロマンスとしても見ることができる結構面白い映画だった。