水俣病とか四日市ぜんそくとか小学校の公民からやるよな。それで公害は最悪だとおもったのだった。
高校で合唱部に所属してたのだが、石牟礼道子の『みなまた 海のこえ』って水俣病の絵本をテーマにした『しゅうりりえんえん』という組曲があって、随分昔の代がその中の「ゆうきすいぎん」って曲をやったのがものすごく鬼気迫るものを体現してて評価されてたそうで聞いたことあるけど、歌詞の凄まじさがすごかったな
おはあちゃん視点で、ちよちゃんて赤ん坊が生まれて幸せな家族が、ある日「ちよはおっぱいものまずに こおまか手足をもやもやさせて 背中は弓のごつさせて 昼も夜も泣き続けじゃった」から水俣病を発症していろんな病院にいくんだけど原因がわからず、「ちよは、ぶるぶるふるえておったが、目ぇあけたまま、死んでしもうた。目ぇつぶれ、目ぇつぶれ、仏さんになったけん、目ぇつぶれちゅうても、つぶらんじゃった。」て死んでしまう。
そのあとは母親が酷い初期症状で半狂乱になって死に、父親とじいさまも水俣病にかかって死んでしまう。唯一残ったおばあさんの言によるとうちだけじゃなく村中やそこら中の村で視認が続く。
という歌なんだが
死人