進捗 死ぬかもしれない
貴方だけかもしれませんね。
俯きながら、聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな声でぽつりと呟いた。
潮風になびく金糸が、きらきらと光輝いているように赤井の目には映った。
その肌に、唇に、触れずにはいられなかった。抗うことなど不可能。
突然顎を掴まれ唇を奪われた降谷は完全に固まってしまった。口を開けたまま空虚を見つめている。
もう一度キスをしたら元に戻るだろうかと、その肩に触れた瞬間「わっ!!!」と大きな声が上がった。瞬く間に表情が変化し、首元から耳まで赤く染めあがり茹で蛸のようになっている。
「も、もう遅い時間ですし、行きましょうか!!!」
勝手に浜辺を歩き出した降谷を、後ろから赤井が黙って付いていく。明確な拒否をしなかったということは、そういうことだと見なしてしまうぞ、降谷くん。
成人済み 赤安 公式カプ
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