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さんがブースト
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読みたい+何か思いつきたい…!

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光らはのすこしふしぎな話がもっと読みたすぎて企画考えたんだけど参加してくれる人おる…?(性質上誰もいなかったら虚しすぎるのでビビって頭出しする図)

スマホに触れたり触れなかったりしてるうちに……​:blobcat_freeze:

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ひろラハのすこしふしぎな話 

 冒険者がクリスタルを使うと、時折音が聞こえる。
 キンッと石が割れる音、葉が擦れるような音、獣の咆哮、かすかな人の声。
 他の者聞いても、そんな音はしないという。
 クルルやアレンヴァルドに尋ねてみると、彼女らには聞こえているようだった。
 クリスタルは、生命の残滓だ。
 魂が発した最期の声を超える力が拾いあげているのかもしれない、と冒険者は考えていた。
 
 冒険者がラストレムナントへ物資を納めにきた時、水晶の道の端でごそごそと蠢くグレビュオフを目にした。
 どうにも気になって彼に声をかけると、そのグレビュオフは驚いて飛び上がった。
 その足元には、砕かれた水晶が散らばっていた。
「故郷の海の浅瀬によく似た色なんだ。だから、どうしても手元に置いておきたくて」
 冷静さを取り戻したグレビュオフは、そう言って更に水晶の道を削り取る。
 オミクロン族から借りたのであろうか。黒い石ノミのような道具が金槌で叩かれる。それは容赦なく水晶に食い込んだ。水晶はあっけなくひび割れ、ただの欠片となる。
 その瞬間、聴き覚えのある声がした。
「――――――」
 冒険者は思わず大きな声でグレビュオフを制止した。
 再び飛び上がる彼に、腹の底がひどくざわつくのを抑えながら諭した。
「お前ひとりなら大した影響はない。けど、他の奴らがこぞって同じことをしたら、この道は崩れてしまうから。やめてくれないか」
 冒険者の言うことに納得したグレビュオフは去っていった。
 誰もいなくなった水晶の道に、冒険者は腰掛ける。
 グレビュオフがつけた傷跡をしばらく眺め、いたわるようにそっと撫でた。
『これからもあの人と、どこまでも共に――』
 水晶が砕ける時に聴こえたグ・ラハの声は、彼が道になった時に想ったことなのだろうか。
 おそらく、本人に直接尋ねても答えは返ってこないだろう。
 冒険者は上を向いて目を閉じ、深く息を吸った。
 今日もバルデシオン分館で忙しくしているであろうグ・ラハの姿が浮かぶ。
 会いたい。
 冒険者は立ち上がると、オールド・シャーレアンへその身を飛ばした。

塔の考えてることや意図を理解できるのは端末しかいないっていうのが好きで…

さんがブースト

水晶公とクリスタリウム子ども間にある、秘密の話。
ひろ公+塔……と言い切ります。

両思いでよかった 〜happy end〜

さんがブースト

少し不思議?なひろらは? ごん、お前だったのか…… 

ある日、IDで素数ギミックが出来なくて詰んでる胸筋ぱっつぱつの中年男性冒険者の代わりに素数ギミックを解いてやったらは、冒険者はDPSなのに意気揚々とIDを突き進むので心配になってこっそり後をつけ先釣りしては死にかける冒険者に程よく回復魔法をかけてやり冒険者が無事ID攻略したのを見届けてから分館に帰る その日から委員会宛に支援物資として食料や寄付金が届き不審に思いつつ厳しい審査通ってるし大丈夫だろう良い人もいるものだと一同は喜ぶ その夜、らはがいつもの様に徹夜で読書に耽っていると部屋の外から怪しい物音が聞こえ、杖を手に恐る恐る廊下に出ると大きな怪しい人影が!思わず杖で殴打するとクリダイが乗ったのか怪しい人物は一撃で倒れる そっと杖の先に光を灯すとそこには見覚えのある立派な胸筋が映し出された……
「黒のAAは1固定だろ……」「オレ、オールラウンダーだから……」

グラハティアの少し不思議なところ 

少し不思議な特殊能力持ちなのか、英雄オタクが極まりすぎて笑みを浮かべるときの口角の角度が違う!!とかの僅かな動きの違いで見抜いてしまうのか ​:kuwasikusiritai:

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グラハティアの少し不思議なところ 

ゼノスが入ってるヒカセンを一目見てニセモノと見抜いたのはなんでなん????と未だに宇宙猫顔になる

めっちゃ好きなテーマなのにパッとアイデアが思いつかないもどかしさよ…

少し不思議TLありがとうございます ありがとうございます

さんがブースト

クリスタリウムのうわさ 水晶のマメット・ミステル 

 あんた、マメット・ミステルのうわさは知ってるかい? 知らない? そうか。まあ最近流行り始めた噂だからなぁ。お? 何なのか気になるかい? そうか、それじゃあこの俺が話してしんぜよう。
 マメット・ミステルのことは知ってるよな? そうだ、我らが公の姿を模した魔導人形のことさ。今は工芸館が量産してるおかげで、街中でも連れてるやつをよく見かけるよな。俺の家にも居るんだが、かみさんが外に連れ出すと汚れるからって言ってな、なかなか家からは出させてやれねえんだ。ま、それは置いといて。
 マメット・ミステルを連れてるやつが多くなったあたりで、自分のやつに印をつけたりするのが流行ってな。女の子はお気に入りのリボンを結んでやったりしてたし、男の子は自慢のかっこいい飾りをくっつけたたな。ローブに刺繍を入れて目印にしたり、杖に飾りをつけてみたり。服を作るのが上手いやつはローブ以外の服を着せたりもしてたな。そんな感じで色んなマメット・ミステルが街に溢れるようになったんだが……その中にフードを被ったやつが居るって噂になったんだ。
 まあそっちの姿の方が俺たちには馴染み深いしな。最初はわざわざフードを作ったやつが居るらしいぞってくらいの話だったんだ。そのうわさが変わったのはそのフードのマメット・ミステルを近くで見たってやつが出たあたりだ。なんとそいつによるとそのマメット・ミステルは、フードの中が全部水晶でできてたらしい! そう、まるでタワーのてっぺんで俺たちを見守ってくれてる水晶公みたいにな。
 それからも時々水晶でできたフードのマメット・ミステルを見かけたっていう噂が流れてな。落し物を拾ってくれたとか、迷子の子が着いて行ったら親に会えたとか。そう、なんだか本当に世話を焼いてくれてるみたいだろう? それで今はこういう噂になってるのさ。

 フードを被った水晶のマメット・ミステルは、時々水晶公が塔の上から降りてきている姿なんだってね。

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【黄金ネタバレ、97あたり】少し不思議なひろらはの話 ひろらは? 

爆弾列車なんてぶっ飛んだ兵器作りに大陸中から大勢の人間が参加してああでも無いこうでもないと話し合いながらも順調に製作が進んでいく。
職人としては錬金薬作り位しか出来ない俺はもっぱら肉体労働担当として資材を運んだり足りない分を調達しに各地へ足を伸ばしたりしていた。
調達したばかりの木材を担いで車庫内に搬入しようとしていた時だった。聞き慣れた気の抜けるような鳴き声と共にやたらデカい鞄を引っ提げた白いもこもことした生物が数匹、よろよろとこちらに飛んでくる姿が目に映る。見かねて肩に乗せた木材を下ろし宙に浮かぶ鞄に近寄っていくとやはりモーグリ族であった。俺を見てお届けものクポー!と規格外の大きさの鞄を差し出してくるのでとりあえず受け取る。随分と疲弊した様子に少し休んでいけと声をかけて水と果物を渡してやるとそれは嬉しそうにクポクポ鳴きながら休息をとり、訪れた時とはうってかわって口々に礼を言いながら元気そうに飛び去って行った。彼らの中には配達業務を担当している者達がおり、俺も時々世話になっている。

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すこしふしぎなひろラハ(付き合ってない) 

仕事の依頼でモードゥナに立ち寄った冒険者。依頼人に完了の報告をした後、ふと気が向いてクリスタルタワーに立ち寄る。天を衝き聳え立つ塔はいつもと変わりなくうつくしい。そういえばグ・ラハは離れていてもクリスタルタワーの状態がわかるようだが、一体どのようにして感知しているのだろう。ふとそんなことを思った。
空へと伸びる水晶の壁にそっと手を這わせる。ひやりとした硬質の感触。
「……ラハ、」
ここにいない人に呼びかけてみる。氏族名を排した名。親密な相手にしか許されないという呼び方を、本人の前で口にしたことはなかった。
当然塔は応えない。なんだか妙に気恥ずかしく、冒険者はすぐに正気に返ってその場を去った。

それから数日後。シャーレアンに作った品を卸すついでに、バルデシオン分館に顔を出した。ちょうど書類の整理をしていたグ・ラハと鉢合わせ、いつも通り挨拶をする。
しかし何故だかグ・ラハは顔を赤らめ、何か言いたげに口をもごつかせた。
「なあ、あんたさ……」
「ん?どうした、グ・ラハ」
「……なんでもない」
何故だかすこし拗ねたように視線が逸らされ、彼の姿がメインホールに消えてゆく。
なにか彼の機嫌を損ねることがあっただろうか。心当たりのない態度に、冒険者は首を傾げるのだった。

ロールクエ 

黄金ロールクエのかもしだす空気を眺めながらナイトのジョブクエのことを思い出す私 思えば「虚無」とか「水で薄めた水」とか色々好き勝手言っちゃってたな…言ってんじゃん…………………

少し不思議光ラハ短編集 meccha hoshii

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