このテーマを扱うにあたって、歴史を改変して命を繋がれたヒカセンや本来星海に還るはずだった魂と記憶を自分の肉体に移したラハの存在から目を背けて描くとどう足掻いても薄っぺらくなっちゃうから、どうにかぼかしてでもその是非を入れ込もうという意志を一番強く感じたのがゴンドラ会話だったなと思う すっごいスレスレな描き方でマジでよくこれ企画通ったな……と思うんだけどあの物語構成で見られて良かったな ラハの問いに答えは出せない、だけどこの決定的に誤った世界においてもラマチやクルルさんやエレンヴィルくんは大事な優しさを受け取ることができたし、それは否定されなくて良いことなんだ