狛犬兄弟のまあまあ重めなバックグラウンド雨彦編
雨彦は父親側に引き取られたけど父親は再婚とかせずに雨彦連れて実家に帰って雨彦の祖父母に協力してもらって育児をしていたけれど、雨彦が中学に上がりたての頃に仕事中に事故にあって死んでそこからは祖父母に育ててもらってる。でも雨彦は髪と目の色は父親譲りだけど容姿は母親譲りなので祖父母は若干苦々しい思いを抱えながら「孫だから成人するまでは…」っていう義務感で育てていて雨彦も馬鹿では無いのでそんなに愛情とか無いのは何となく気がついていて程々の距離感で一緒に暮らしてた。中学高校とトントン拍子に進学して祖父母の支援と高校時代のバイト代と父親が遺してくれたお金で美大に入ってその時に格安ボロクソアパートに引っ越した。(ちなみにボロクソアパートなのは祖父母に言ってないけどボロクソアパート見たら祖父母は流石に心配して交通費出すから家から通いなさい!ってなる)
ちなみに祖父母は洋食断固拒否派のお堅い感じの人達なので雨彦は実家で洋食食べたことはほとんど無くて高校や大学のランチでオムライスとかカツカレーとかめちゃくちゃ食べてた。和食を作るのが得意なのも実家で晩御飯当番の時があったからその時に覚えた。
狛犬兄弟のまあまあ重めなバックグラウンドまとめ集介編
集介は母親側に引き取られた後に母親が再婚して父親の違う妹が生まれるんだけど、実母も義父も妹の方を可愛がって集介とはなんともギクシャクした感じだったからいつか自分は捨てられるんじゃないかとヒヤヒヤしていて、捨てられないように出来るだけ敬語使っていい子に過ごして学校での成績も上位に入るように努力して大学にも行って、就職先が決まった時にやっぱり家族とのギクシャクした関係にちょっとキツイなあって思ってて、いい機会だし一人暮らしで離れて暮らそうと思って社宅に住むことを選んで家を出てる。最初の数年お盆に帰省したくらいそれ以降は社畜生活で余裕なくてほぼほぼ連絡も特にせず会ってない状態。仕送りは毎月していたけれど会社辞めて雎鳩宅で居候兼家政夫兼配信者みたいな感じになってからはほぼしてないし実家側からも特にアクションは無い、集介はちょっと寂しいなあと思いつつ心のどこかで安堵してる自分がいることにも気がついてるからまああっちから連絡来ない限りはコレでいいかなってなってる。ちなみに学生時代にずーっと敬語で喋ってて社畜時代も敬語で喋ってたせいか敬語が標準語状態になってる。