こういうの、民間企業ではよくやる手法だよね。(かくいう弊社でも似たようなことやってます。管理職候補入れて見た目そんな少なくないふうに見せるけどよくよく見るとそれ管理職の数じゃないですよねってやつ)
日本のおじさん、「数とかじゃない。能力ある人を順当に上げてくだけ」って本当に本当によく言うよね。あと「上げたくても人がいない」ってさ。私は女性活躍推進法できた時、企業のそういうおじさんの声をよく聞く仕事をしててそういう言葉に悔しい思いをしてたんだけど、あれから何年も経って、たいして変わってないことを知って絶望してる。ああ、でも今はそうやってずっと言われてきた女性たちが言い返せるようになっただけマシなのかな。
本質的にダイバーシティ推進なんかする気ないのがよくわかる。54人全員男性はさすがに酷い。
やっぱり同性婚が制度として必要ってこと
こういうの見るとさ、講師業のなんたるかが全然知られてなくて脱力するわ。まず、移動時間や前後の事務局とのコミュニケーションを考えると一個研修入れたらその日は基本それしかできないし、頑張って複数の研修詰め込めてもせいぜい二個。しかも大体交通費込み。それで計算したとしても、時給1500円から3000円ってとこでしょ。
さらに事前の情報収集とスライド作成と事務局との打ち合わせとリハーサルと…って考えたらもっと減る。
それに、研修や講演ってその人がそこに至るまでに蓄積してきた膨大な情報と知見と肌感覚を取捨選択して伝わりやすく構成して話すということなので、これまでにかけた時間や知見代、話して伝えるスキルへの報酬と考えると安いなんてもんじゃない。ほぼボランティアだよ。
てかビジネスで講師業やってる人は高くて1時間100万、並で1日拘束15万〜30万(直受けやスキル次第でもっと高くなることもあるし経験浅いorコンテンツに独自性ないともっと安くなる)なのでめちゃくちゃ良心的価格だよ、マジで。
多趣味なおたく(主にハロプロ)で地域のLGBTQsのための活動も少し。同性パートナーと猫ちゃんと暮らしています。ESGと人権問題が最近の関心事。ますとどん初心者ですがよろしくお願いします。