近藤銀河 @spiralginga@fedibird.com

来月か再来月に出る座談会原稿のチェックと直しをしているのだけど、集合写真がカッコよすぎるので早く見てほしい。

流石にそろそろ仕事しないとやばいのでゲラチェックを始める。休み続けたのでそのくらいできる体調が整ってきた。えらい。

あらゆる友情はどのようにして成立していると見られるのだろうか。恋愛と友情の二分法を支えるその規範こそが、性=愛の規範を駆動させる。その一方で同性を愛するものにとっては恋愛であることこそが重要で抵抗だったし、またその規範は特に女性間の同性愛を存在しないものとして希薄化させてきた。

なんか疲れていて混乱していてずっと離散的なことを考えてしまう。早く寝たいなぁ。

考察を政治空間で求められること、考察的にしか政治を届けられないこと、そんな努力が受け手にも作り手に求めらていること、それらを読み解き考え、ときに抵抗するための時空を求めていくことが、昨年求められていたことだったのではないか、と思う。

ネタバレの禁止は、単に物語の面白さを保管する以上に、ファンダムと公式の利益がお互いに一致してるように見せかけて、お互いが相手の代弁者となることを可能にしてしまった。この構図は多くの場面で政治的な効力が発揮しているようにみえる。

ゲームにおける"考察"カルチャーでは、作中情報とGoogleの検索結果とウィキペディアの情報を組み合わせる過激な読解によって陰謀論のようになっていく複雑怪奇な考察を、ゲームデータの解析から開発情報を取り出して身も蓋もない開発事情を解明することで解きほぐすことがあり、興味深い。

資産運用とか業務委託のための資格/スキルアップとか、そういうこの冷たい社会で稼ぐための方法論をちょっと学んだりしたい。ひたすら自分にできることと期待されることをやり続けた結果、そうしたことから遠い所に来てしまった人生なので。

新年の挨拶したい方たくさんいらっしゃるけど疲れてるのと仕事しなきゃで出来ないので悲しみ。そして気づくと正月が終わるんだ……。

ものを買う意思が足りないので今年も福袋を買うことはなかった。

去年は美術、SF、ゲーム、障害、映画評、たくさんのことを書かせていただきました。また発表や講演、対談などのご依頼も単著刊行に伴っていただけてありがたい一年でしたね。
世界そのものはいい年ではなく、また私自身フェミニズム実践の仕方を考えさせられる年でした。スローガンによってつながるときに捨象されるものについて、じっと沈思してしまうことが多かった。ときにそれは差別的なものに乗っ取られてしまう。
去年、そんなふうに迷いながら書いたものや作ったものを振り返りました。
https://kondoginga.substack.com/p/2024-31e?source=queue

色々あって疲れてて11時間くらい寝てた。私としては記録的な睡眠量。

『NANA』、レイニー止めが全巻続くすごい百合漫画だ。

誕生日を迎え近藤銀河32周年となりました〜。昨年は初単著を刊行したり、障害について書くことが増えたり、ゲスト講師に呼んでもらったり、CEDECで発表したり、文芸誌に書かせてもらったり、ジャケットやMVを担当させてもらったり、MTGイベントに出させてもらったり、仕事の幅が一気に膨らんだ年でした! これからもよろしくお願いします

書いてみたいブログ記事リスト
「父による家父長への抵抗? 『ゲ謎』と『ハズビンホテル』の非フェミニズム性」
「ポリティカル・コレクトネスを正しく批判するための遠い道のり」
「歴史ゲームと実証主義」
「『ベイビーわるきゅーれ』は撃ち抜いた」
「『シークレットレベルとプレイヤーの美と欲望」

『この恋を星には願わない』はすごい。百合漫画における友愛の尊重が性愛至上主義へのカウンターになることと、それが同時に異性愛規範と共謀して同性愛の抹消になることの葛藤を、キャラクター間のドラマとして描いている。

3Dプリンタを買ったので「ねんねんころりよ」(温泉マーク)のＭＶに出ていたキャラを立体化してみるなど。こういうの、売ったりするといいのかな……どうやって? データとかを?

博論予備審査の書類をなんとか提出……。かなりこれで追い詰められてたのだけどひとまず出来てホッと一息。締め切り明日なのでもうちょっと手を加えたいけど無理しない。

インフルエンザワクチンの注射って独特の痛さがある。

今日は仕事と責務と寝込みの間に溜め込んでた非業務メールをガンガン出さないといけない。見守って。