(∵)僕は毎日、一公演ずつフルマラソンしてるみたいな感じ。体力はつくけど楽になることはなかったね。ひと公演も楽なことはなかったし。
(∵)終わった後に、僕はやり切ったって感じだったけどみんなは「またやりたいね」って。「これもう一回やるってなったら、こんな大変なことみんなやる?」って言ったけど、みんなやるって言ってて。なんならご褒美みたいな舞台だったってみんな言ってて。
(∵)カンパニーが仲良かったっていうのもあるけど、「楽しかったし。大変は大変だったけど、こんな良い舞台ない」みたいなことをみんな言ってて。
僕は舞台に関しては主演を張らせて頂くことが多いから。「自分が現場を作らなきゃ」「ムードを作らなきゃ」「コミュニケーション取らなきゃ」「自分の芝居でカンパニーを引っ張らなきゃ」って勿論思ってるから、いつも良いチームだなって思ってるんですけど。今回はみんなもそう言ってくれてて、よかったな〜って思いましたね。
(∵)それを若手だけでなく先輩方もみんなやってて、チームみたいな感じ。観に来た方にも「運動会だね」って言われましたね。小劇場みたいな、自分たちで持ち出してやる感じ?の身体使う版みたいな。だからみんな運動会って言ったんだろうなって思うんだけど。本当にそういう感じでしたね。
(∵)てんやわんやだったけど、なんとかなっちゃうんだよね。だから俺もTake it easyだったし。なんとかなってきた経験がたくさん積もってきたからこそ、もう緊張もしないしさ。緊張しないんだっていう寂しさもちょっとあるんだよね。「あれ?俺全然緊張しないわ」って。
(∵)それだけハートが鍛えられて、ありがたくも……そんなにやって来たんだな俺。みたいな寂しさもあるんだけどw それをみんなは安心感があるとか、安定感があるとか言ってくれてありがたかった。いや〜良いチームでした。
エドモンは舞台装置の転換も役者がやった
(∵)自分たちでやらなくても、もうちょっと楽をする道もあったんだけど「そうじゃない」みたいな。「自分たちでやるんだ、そのままトレースするんだってことがきっとそのまま熱として観客に伝わる」というようなことをマキノさんは仰ってて。
そういうことはあるだろうな〜と思ってたし、歌をやってても思うけど楽をすると届かないんですよね。だから本当に文字通り汗をかくようにエネルギーを放出していると、ようやく人の心が震えるみたいな。それは本当に大変なことなんだけど、そういうことをやる舞台でね。
毒にも薬にならないおたく。
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