ストー……?
最近、誰かが自分の後を付けてる気がする7ちゃん。不安になってきて、34に相談する事にした。
7「あのね。ベンジャミンには悪いと思うんだけど、暫くサタナース貸してほしいの」
あまりにも深刻な顔の7ちゃんに、顔を見合わせる34。
4「ナナリー、どうしたの?」
3「なんか悩みか?」
7「うん…、最近私の後を誰かが付けてる気がして…」
友人を付け狙う不届き者に一瞬ピリッとするが、自分達よりも頼りになる人間が居たことを思い出す。
4「ナナリー、ナル君よりロックマンの方が良いと思う」
7「なんでロックマンなのよ」
4「なんでって、ロックマンならどうにかできるでしょ。騎士だし」
うんうん、と頷く3。
7「なんでそこで騎士が出てくるのよ。風型のサタナースと雷型の殿下なら分かるけど」
なんか方向性がおかしくなってるな、と首を傾げる34。
3「え、お前付きまとわれてるんだよな?アルウェス君頼れよ」
7「火型に何ができるのよ」
3「一番できるだろうがよ」
7「あのね、幽霊が怖いとかアイツに相談できるわけ無いでしょ!笑われるじゃない!」
ストーカーを幽霊扱いする7ちゃんに遠い目をして、有無を言わさず6に連絡を取る3。
おばけ怖いのバレたと喚く7ちゃんは、呆れ眼でストーカーを捕まえた6に、頭を掴まれ叱られましたとさ。
上原くんが菜緒に扉越し(だっけ?)に告白聞かれちゃって動揺するシーンがまた可愛いんだよね
偽装結婚初夜(n番煎じ)
実家と寮のベッドよりも広いベッドに落ち着かない7ちゃん。
ゴロゴロと何度も寝返りを打てば、お風呂上がりの色気ダダ漏れ6と目があった。
「なんで寝ようとしてるの」
「は?あんたこそ、なに人の部屋に入ってきてるのよ」
「入るでしょ、夫婦の寝室なんだから。それに今日はそういう日だし」
「…うん?そういう日?」
「今日結婚したんだから、そういうことするよね?」
ベッドに乗って7ちゃんに覆い被さる6。濡れた金糸が7ちゃんの頬にかかり、ヒヤリとした感触に体がぴくりと反応する。
「…偽装結婚」
「の、つもりは最初から無い」
「は?いやいや、そういう結婚なんじゃ…」
「女性達に言い寄られて大変だとは言ったけど、女避けのつもりだとは一言も言ってない」
6のセリフに記憶を漁れば、確かに女性が言い寄るとは言っていたが偽装結婚のぎの字も言っていないことに気づく。
「え…と、白い結婚は…」
「据え膳を食べないなんて、愚かな真似をするつもりは全くと言っていいほど無いので、覚悟してください」
ひぇぇ、と情けない悲鳴を上げた7ちゃんは、情欲に染まった赤い瞳に魅入られてそのまま食べられましたとさ。
この間アップした博士との話を加筆しました〜!
アリスト博士の話をする67ちゃん話をあげてきました〜
https://twitter.com/aisakura04/status/1765388429981008299?t=EtveaBZWWjBIJpUkGG3VuQ&s=19
雑多に好きなものの話しかしない予定。
アイコンはPicrewのミニ猫メーカーで作ったアルちゃんです。