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P4は起こる事象だけだと「衰退した田舎町、雨が続いた霧の晩に猟奇殺人が繰り返される」みたいなバリバリ陰惨ムードだからメインメンバー周りは明るく楽しい雰囲気にしてる…と聞いたことがある
余計に怖い
今のところ一番訳がわからないのは「町名物のビフテキ」存在
ストーリー進行とともに少しずつ謎情報が開示されており不穏、何のメタファーあるいは悪ふざけなんだ

📖百年の孤独
面白いと楽しいは違う、読んでいると心が沈む
何代経っても繰り返されるだめな人生、インセスト
またそれぞれに誇りがあり人生があるから余計に厳しい マコンドからどこにも行けない閉塞感と一人一人の矜持なんかが心を地味に陰らせる
別の場所に行けない逃げ場がないという嫌さ、という意味ではペルソナ4も高負荷だった

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粛々と黄金ストーリー追ったらしばらくオフラインタイトル中心に戻ろうかな
五輪終わったらブエルタ来るしせっかく換装した自転車も乗りたいし

春夫先生(佐藤春夫)、おじいちゃんになってからの文章では永井荷風について「私が申し訳ないことをしてしまい、それからお声がけ頂けなくなってしまった(大意)」的なことを書いていた記憶があって
随分とマイルドな大人な書きぶりだなぁ色んな意味で時の流れの力というのはあるんだな、と思った

📖たそがれの人間(佐藤春夫/東雅夫=編)
春夫先生の怪奇話系作品を集めた一冊
白眉は自身の体験談「化物屋敷」
小さなお気に入りは星新一ばりに短い「春宵奇談」。"私は(中略)佐藤春夫氏を見かけ…"とかいう人を食ったような書き出しが最高最高
ほんなら"私"ておまえ誰やねん感が良いわね

春夫先生は弱っていても腐っていてもこういう自分を突き放して見ているような書きぶりをするので、とても好きだ
春夫先生どうしてもういないの

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📖神を見た犬(ブッツァーティ)
22の短編集
温かいものから薄寒いものまで読後感はさまざまあるが、「マジシャン」が一等好きだ
"内側から光が漏れ出るような"的に描写される身体はイエスorイエス的なものの象徴か。🖼️大工の聖ヨセフ(ラトゥール)に見られるイエスとヨセフの対比を連想する

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📖地の糧(ジッド)
「知らない人が知らない人へ宛てた古い手紙を覗き見ている」という自己設定でいるとすっと頭に入ってくる
私をすっかり読んだら投げ捨てて顧みることなかれ、的なことを言ってくる著者はほかにウィトゲンシュタイン兄貴など

Fedibird

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