Twitterの前はTwitter的用途(情報収集)で何使ってたかなと考えてみると、「メーリングリスト」と「RSSリーダー」だな。
Twitterは「ソーシャル」目的ではなく、基本的に「RSSリーダー代わり」として使い始めた。以降、簡単に言えば、「東京の自室から英語圏に向けて開けた窓」として使ってきていて、15年が経過しても基本、その使い方は変わっていない。特に他人とのキャッキャウフフがしたくて使っているわけではない(何かのやり取りの結果としてそうなることはあるし、そうしてつながった人とはよい関係を築きたいと思っている)。
というか、ネット上の日本語圏の「晒す」(「曝す」ではないのかとずっと思っている)という陰湿な文化が嫌いで、日本語圏とはかなり距離をとってきたし、Twitter上で交流のある日本語圏の人たちもおおむね、そんな感じの人たちが多いと思う。「情報」と「発言者(の意図)」を切り離せる人とでないと、ネットでは話はできないからね。(例えば夏目漱石はとんでもない不機嫌による支配男だったことは鏡子さんの回想録からわかるが、だからといって漱石の仕事が無効化されるわけではない、的な)
「交流」(ソーシャル)が目的なら、Mastodonに切り替えてそこにいる人たちとキャッキャウフフしているうちにまた広がりを得ていくだろうし、Twitterから移住する人もいるだろうけど、そういう使い方はしていなくて、Twitterがなくなってしまうとまるっと入ってこなくなる情報というのが私にはあり、それが困ったものだ。
Twitterの私のアカウントは英語でも書いているせいだと思うが英語圏のジャーナリストとのつながりがけっこうできていて(北アイルランドの故ヘンリー・マクドナルドといつの間にか相互フォローになっていたのは驚いた。あちらはえばとにあんだったから、サッカーでも接点ないのに)、さらに、私には理解できない何かの理由があって、英語圏の新聞のいくつかとも「相互フォロー」になっている。イスラエルのエルサレム・テレグラフとか、北アイルランドのベルファスト・テレグラフとか。
それが失われることは、考えられないし、考えると耐え難い。
Twitterがイーロン・マスクの支配下に入ってから、米国の人たちはずいぶん脱Twitterを進めていて、自分たちのネットワークを構築するのに使いやすいSNSをいろいろと使うようになっているみたいだが(大手以外にも本当にたくさんのSNSがある。日本語圏では知られてないけど)、そんなふうに「SNSを選べる」立場にある人たちとは別の世界に住んでいる人たちがいて、そういう人たちが外部に通じる窓としてTwitterを使っている。例えばガザ地区の英語話者たち。イスラエル軍の爆撃が始まると即座にGaza Under Attackのハッシュタグが流れてきて、それで現地の情報がわかる、というのが、Twitterのハッシュタグができて以来、常態となった。それと同時に、ガザ地区の封鎖はますますアレなことになって、「現地からBBC記者が伝える」ということもほとんどなくなっていて、AJEも支局がイスラエルに爆撃されているし、Twitterがまさに唯一の情報源、っていう。
nofrills: "「交流」(ソーシャル)が目的なら、Mastodonに切り替え…" - ohai.social https://ohai.social/@nofrills/110814853660394613 [参照]
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