こちらでもお知らせ
2月14日21時に再販します!
前回と同じBOOTH倉庫からの発送になりますので、よろしくお願いします!
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20954986
【更新報告/拡散希望】
自在原稿用紙 https://sscard.monokakitools.net/genko.html をかなりアップデートしました!
★画面用/印刷用のサイズ2種
★フォントと枠線色、それぞれ6種
★クレジット表示なしもOK
★「。」の処理
作文指導や読書感想文・文集用、下書きなどにも、ぜひご活用下さい!
※4枚目の画像は印刷用で生成した画像をA4サイズに印刷したものの接写です。
びやっくまん(続くかない)
いま、巷で流行っている媚薬。
たまたま手に入れた7は、6との関係性に悩んでいた。付き合いはじめてしばらくしたけれど、特に触れ合いはない。
今日も風の噂で6をドルモッドの店で見かけたとか女の子をお持ち帰りしたとないうことを聞いた。
(私じゃダメなのか…)
「あまり自分を粗末に扱うものでは無いよ」
少しだけそういう雰囲気になった。
まだ疎いけどそれだけ恋愛小説や友人たちと恋バナをしてきたのだから。
少しの勇気を持って寄りかかった私の肩を強く押して距離を取ってくるロックマン。
「…私じゃダメならダメってそう言えばいいのよ」
惨めだなって思って握り締めた手がポケットのそれに当たった。
衝動だった。ガラスの栓を折って中身を煽る。
しかし、腕を掴まれて持っていたものを取り上げられた。
「ちょ、なにして!」
ごくっごくっ
飲んでいたのはロックマンだった。
「…なんだ。毒じゃなかったのか」
「は…?…っ」
安堵のような声に声をかけようとして、身体がぞくりとした。
真っ赤な瞳でこちらを縫い付けてくる様子に身震いをした。見たことない色を含んだ深い赤だった。
シリアスのちび6
事件物と言うよりは少し不思議な話にするつもりがなんかちび6が怖い感じになっちゃったなぁと。
このちび6は妖精のイタズラ的な存在で、7ちゃんの心を反映させて6の姿になっています。
6が等身大でないのは7ちゃんの気持ちがまだ幼いから。
その妖精は7ちゃんが6へ向ける気持ちを感じる度に吸い取って養分にします。
吸われた7ちゃんは元の6の記憶をなくして、妖精を6と思い込みます。
複雑な6への思いが邪魔をして妖精の思うように7ちゃんは影響を受けてくれなくて。
それでも少しずつ、6への様々な感情を忘れて、6が7ちゃんに会いに行った時にいつものげ!とかなんで来たとかの憎まれ口もなくて
「今日は大人しいね。なんか変なものでも食べた?」
と揶揄うように聞いた6に、怪訝な顔をする7ちゃんがいて。
「…どこかで会ったことありましたか?」(なんかほんのりロックマン(小さい方)に似てるかも?)ってなって、6も周りも固まることになる。
ロックマンと思い込んでる妖精を大切に大切にしてる7ちゃんから引き剥がすのに苦労するし、不機嫌全開の6さんは(7ちゃんが泣いて強い拒否を示すから)仕方なく妖精に次はないと思えって脅して見逃すことに。
好きなものを好きなだけ。よく見えないものが見えてますがそっとしといてください。食べ物と推しの話しかしない。