お菊寺、三話目が話題になってたから観たんだけど、三話目が本当に苦手なストーリーっぽくて気分が悪くなってしまった(荒唐無稽なヒトコワ話で、演者の芝居も過剰なため、そこまで怖くは無いんだけど、面白半分で行われる虐待やいじめ描写に近いものを感じてしまってダメだった)
今更だけど、シンジュクの高級映画館で戦メリを観てきたよ〜〜!4k版ではなく35mm版だったんだが、荒くコントラストが強い映像は絵画のような美しさがあった。
絵面のキマりっぷりは4kよりこちらのほうがよかったと思う。音響はほんまに良くて、衣擦れや地面を踏む音、モブの微かな声すら拾っていて、夜の森の静けさをリアルに感じられるレベルでスゴ〜ッ!ってなった。まだギリギリ(明日まで?)やってるらしいので、行ける方はややお高めですがぜひ……
首と芸人
戦国を舐めプすると死ぬんじゃなく「人生のオチが微妙に弱くなる」んだよな。首。死ぬんじゃなくて。「オチが弱い」って芸人にとっては恐怖だから……。手癖で笑いを取る、芸にガチらなくなったベテラン芸人への痛烈な皮肉(己も含め)なのかも?!?!首
首、ネタバレ感想
http://redblack.starfree.jp/wp/kubi_sorori_231216/
↑の感想むちゃくちゃ“理解”を得たんだが、この理屈で行くと、「首なんて『どうでもいい』」と蹴飛ばした秀吉、ひいては豊臣の未来は明るくないんだろうなあとか思った。この騒動は全部茶番!っていう描写な一方で、天下に近づき「上がり」が見えたせいで、秀吉から必死さが失われつつある表現とも取れるんじゃないか
よく子供のころ親に怒られてた事でなんで怒られてたのかなんとなく大人になってわかってきてなんとも言えない気分だ
ビッグイシュー467号の「ジェンダーの生物学」すごく面白かった!
https://www.bigissue.jp/backnumber/467/
進化心理学者の方が自然界における多様な性のあり方を紹介していて、それ自体も興味深いんだけど、よく言われる「なぜ同性愛個体が集団の中に存続してきたのか?」というトピックへの回答が痛快だったので引用するね
前後気になったら買って読んで〜
「そもそも人間は多くの生物を絶滅に追い込んできて、今いる生物はたまたま生き残っただけです。進化は偶然と結果論でしか語れず、そこに人間が意味づけをしているだけではないでしょうか。(中略)
誰もが "自分の命に価値はないけれど、生きていかなければならない" と考えるのはつらいので、生物学や科学に自分の命の意味づけを託してしまいますが、それは信仰のパロディとなる危険性をはらんでいると思うんです」
になきちです おたく 20over