鵼の碑読みました!要領を得ない羅列ですが、ネタバレ含みますので念のため…!
とにかく全体的に親切設計で読みやすかった!章ごとに誰の視点かが明確なので、アレこれ誰の話?って行ったり来たりせずにスムーズに読めました。塗仏でも採用してほしかった…ww🥹
謎解きについては鵺の各パーツが揃うが如く、それぞれの登場人物がバラバラの案件を追い、意図せず共通した何かに辿り着く「かもしれない」構図がワクワクしました。
今回京極堂や榎木津は当事者に加わらず、要所要所で軌道修正を促す様なポジション。結局榎木津の出番は少なかったけど😭、美味しい所は持ってってくれました!
読み手は木場や益田に同調して「なるほどきっとこうだ!」と思いつつも、京極や榎木津はそう言ってるし…っと引っ掛かりを残しつつ終盤へ。
謎解き自体は正直、えーそれ後出しってズルくない?って点が無きにしも非ずでしたが💦落とし所としてはゴールデンスランバー〜モダンタイムス辺りの伊坂作品の雰囲気。悪く言えば肩透かし、だけども鵼の碑のタイトルに偽りなしの着地点です。
化け物の幽霊。そりゃ、あいこにしかならないわけだ。
個人的にはラストスパートに向かう際にもう一体の妖怪が引用された時がテンションMAXでした…!
また忘れた頃に次回作が出ることを期待します!(〃ω〃)
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