まほし @mahoshi@fedibird.com

　この記事では好意的に使っているけど、はじめてビジネス誌で「静かな退職」という言葉を目にしたときは驚愕したわ。与えられた仕事しかせず、残業も、時間外の自己研鑽をしないことをそう呼ぶらしい。しかし、指示された以上のこと、業務外にも業務への奉仕をしなければ退職扱いとはずいぶん企業のわがままが過ぎやしないか。

　結局のところ、労働がその苦労の果ての明るいビジョンを提示できなくなったことが大きいのではないだろうか。最近、ヴェイユを読んでて近代社会の悲劇は努力から成果までの媒介が多すぎることだと書いてあったが、経済合理性で社会の文化的水準がさがると稼いでもその使う先が画一的でしょぼくれてしまったように思える。

　まあ、労働史的にも奴隷以外で人生のすべてを労働に捧げるべしという価値観はほんのわずかな時間なので、そういう価値観が限界に来ているのかもしれない。

＞「努力しても報われない（正当に評価されない、給与に反映されない）」といった回答が多かった。

会社は辞めないけど…「静かな退職」　頑張らない働き方、共感広がる
https://www.asahi.com/articles/ASS9W2HRZS9WULFA00FM.html?iref=pc_ss_date_article

わたしが支援した「京都朝鮮第二初級学校 校舎改修緊急プロジェクト」ネクストゴール500万円達成、本当に良かったです！
クラファン、本日23時59分まで！

でも本来は……、朝鮮学校の改修、国が支援しろ！！

安全で安心な校舎を市民の手で！ 京都朝鮮第二初級学校 校舎改修緊急プロジェクト
https://congrant.com/project/kopponori/12281/reports/5173

『イリアス』に挫折したので、岩波ジュニア新書から復刊した『ホメロス物語』を読みました。
ジュニアと銘打っていますが、大人が読んでも面白い。
『イリアス』と『オデュッセウス』のあらすじとさわりを読みやすい文体で書いていて、これを先に読めば良かったです。
思っていたよりも、アキレウスをはじめとする英雄や神々たちが気高くも人間臭く描かれている叙事詩なので、再読へのモチベーションが沸いてきます。
ただ、有名なトロイの木馬やアキレウスの最期、果てはトロイアの滅亡は描かれていないと知ったのは、仕方ないですがやはり残念ですね……

気づいたか。レンコンはフライパンで焼くのが一番美味いですよ。味付けも塩だけというより何も要らないくらい。レンコンは実は鮮度命。新鮮なレンコンを切って焼くと感動がすごいです。

昨夜『すずめの戸締り』をウォチパしたのですが、途中何度か女性陣から「うわ～～」「やめて～～」「キモイー！」と悲鳴に似た声が何度か上がってたんですよね。これ、劇場鑑賞した人はどういう感じなんだろう。そもそも「イケメン」っいてうだけで知らない人について行ったりしないし、「イケメン無罪」を誰よりも信じているのは新海誠なのではないかという気持ちに。