【詩】「奇跡」
昨日「さようなら」と別れた君に「こんにちは」とまた会えたことが奇跡だ。
「さよならを言うのはちょっとずつ死ぬこと」
いつかどこかで目にした言葉。
君にひとたびの別れを告げるとき、僕はいつも死を連想してしまう。
「生きる」とは畢竟「死」に近づきつつある状態を指すのだけれども。
時間と空間の隔たりを超えて君と僕は巡りあった──奇跡的な邂逅だった。
空間の隔へだたりは、それがアルゼンチンのフエゴ島とノルウェイのスピッツ・ベルゲン島の間であっても、今の時代ならどうにかなるだろう。
時間に関して言えば、生まれたのがたった130年(もしくは30年)異なったら、絶望的だ。
30年でも130年でも地球の歴史46億年においては刹那にも等しいのに。
奇跡中の奇跡──君と僕がお互いにそれほど嫌いではないらしいこと。
少なくとも僕は君が大好きだ。
世界は奇跡に満ちているし、全ての命は奇跡を生きている。
※二階堂ハツちゃんの写真は2021年4月5日撮影。
美女はよい筋肉匂ふ立夏かな
春うらら風雲地雷女かな
「スピード感」溢れる政治家としてまず最初に思い浮かぶのはアドルフ・ヒトラーだ。
ヒトラーはホームレス暮らしから国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス党)党員になり、党首となり、ドイツ国の政権を掌握して、第三帝国総統に就任。民主主義的なワイマール体制の徹底破壊、再軍備、ユダヤ人弾圧・虐殺をあれよあれよという間に実行する。ポーランド侵略を皮切りにヨーロッパの大半を占領して、第二次世界大戦を引き起こす。が、バルバロッサ作戦(ソ連侵攻)から運命は暗転し、第三帝国は破滅への道をただ走り、結果として数千万人の人々を道連れに、ヒトラーとナチスは破滅した。
これ以上「スピード感」溢れる政治家は今後も現れないだろうと思う
ナチス・ドイツ総統であったアドルフ・ヒトラーはホロコースト(ユダヤ人絶滅計画)の前に、障害のある人たち数十万人を殺害した。ヒトラーやその取り巻きの歪んだ価値観では「戦争に役立たない者は不要」だったのだろう。
しかし、戦争に貢献しないことは欠点なんかでは全然ない。むしろ人間として尊い美点ではないか。
ヒトラーまがいの差別心は人々を不幸にし、世界を破壊する。
ヒトラーまがいの差別心が実害を及ぼした典型例は「津久井やまゆり園」大量殺人事件犯人/死刑囚の植松聖(うえまつ さとし)だ。
私(中村)も「戦争には全然役立たない」「もし兵士になっても無能きわまる」路線を誇りを持って堂々と歩もうと思う。
会社や学校など人間が作る組織は「軍隊」をモデルとしていることが多い。ここのところの是非はよくよく考え直してみたほうがいいと思う。
ついでに言うと、猫はおよそ戦争には役立たないだろう。その点「有用」であった犬や馬は無数の犠牲を強いられてきた歴史があり、本当に可哀想だ。
俳句の定形は5+7+5=17音。最初の5が上の句、7は中の句、最後の5は下の句と呼ばれる3つの部分で構成されます。
短歌は5+7+5に7+7の2つを加えた31音。
ここまでに挙がった数字2・3・5・7・17・31は全て素数 prime number です。
猫道楽・筋トレ・スロージョギング・生存権・フェミニズム・障害・物語・詩・俳句・映画・写真・音楽・絵画・漫画・アート全般・無縁・無形・無碍無窮……。近年は地域猫さんたちの見守り活動をしています。
I'm a cat lover.
I enjoy strength training and slow jogging.
My interests include bioethics, feminism, storytelling, poetry, haiku, film, photography, music, painting, manga, and more.
In recent years, I've been actively involved in community cat care.