さる先生から高橋信武『西南戦争の考古学的研究』https://amzn.to/3t0C5rJ という大きな本を戴き、適当にめくって見ていますが、すごい本です。西南戦争の戦場に残された弾丸などの遺物、陣地跡などの遺跡を徹底的に調査し、同時代の史料と照合して分析した、とんでもなく手のかかった研究です。
私がこの本で初めて知ってびっくりしたのは、西南戦争でロケット弾(火箭)が使われたということでした。幕末の薩英戦争や四国連合艦隊下関攻撃などで使われたという話は聞いていましたが、それを教訓としたのか、新政府はイギリス式のロケット弾を導入して、西南戦争で実戦投入したのだそうです。
幕末の欧米艦隊が使ったロケット弾は、ナポレオン戦争で使われたコングリーヴ・ロケットと、改良されたヘール式ロケットがあったといいますが、日本軍が明治初年に導入したのはヘール式のようです。西南戦争では軍艦に積んで、ボートで沿岸に接近してロケットを発射していたそうです。
他にも、当時の陣地の詳細な図名や出土品の詳細な図など、近世から近代へ急激に移行するさなかの日本の軍事状況をつぶさに知ることのできる、驚くほど浩瀚な研究書です。お値段もそれ相応なので気軽にはお勧めしにくいですが、19世紀軍事史に関心のある方にはぜひ、という一冊です。
Twitter時代はMacの定番クライアントアプリ「夜フクロウ」で時系列表示で画面に常駐させっぱなしにしてありました。手が空いた時、たまに読む感じ。Twitterが純正アプリを強要し始めた頃からあまり使わなくなってしまったんですよね。時系列を壊してしまったのも離れる理由。
マストドンの場合「夜フクロウ」を参考にして作られた「Whalebird」で旧来のTwitterっぽい環境を再現させています。大声でアジテーションするような用途では使ってませんでしたから、拡散されにくい仕様はどうでも良いのです😉
たまたまモデレーション絡みでFedibirdが話題になったので、たまにはこっちに常駐していようかと思ってみたりもするのです😉
マストドンはサーバーごとにアカウントをこさえて、どれも相互フォローし合っているので、何も考えていないとどれを使っているのか分からなくなる時もあったりします。なんちゃって😆
わたしはセルバンテスのドン・キホーテの作品世界に例えると、この哀れな郷士崩れを揶揄う村娘たちの立ち位置にいると考えています。
「てめえ、スパイの外国人だなぁ」と必死に絡んでくる極右ネトウヨのお爺ちゃんがいたら、
「ふふふふふ…よく"真実"を見抜いたな!我こそがコミンテルンの秘密の工作スパイだ!コミンテルン最高指導者・同志チトー陛下万歳!」とか宣言して喜ばせてあげたりします🤣
するとそれを馬鹿正直にまっすく信じたお爺ちゃんは目ん玉をむきだして必死に抵抗の闘いをすべくジタバタするのです。まるで砂場の子供さんですね😆
私が北朝鮮の潜入スパイでTwitterの経営幹部の一人で、ネトウヨの凍結を故意に指示している反日分子だと思い込んだとある極右ネトウヨが、自分のブログへ私の顔写真と実名付きで誹謗中傷や殺害を仄めかす記事を書きまくったことがあるのです。
警察へ通報すればそのまんまアウト、民事訴訟すれば慰謝料を確実に取れる案件でしたが、内容があまりにも荒唐無稽で逆に情報撹乱として利用できるのであえて見逃しました。
あれを信じたネトウヨがいても何も出来ませんし😆
[参考] 論理的(形式的)誤謬集
(A Collection of Logical Fallacies)
"人身・人格攻撃(Ad Hominem【羅】)
ある論証や事実の主張に対する応答として,その主張自体に具体的に反 論するのではなく,それを主張した人の個性や人格や信念を攻撃すること. 名前を呼び捨てにしたり,他人をラベル付けしたりすること(「あいつは左翼だから」など)も人身攻撃となる."
fedibirdがTwitterみたいになってる、という実感が私には全く無い。
多分、フォローしている人しか見ていないからだと思う。
Twitterはフォローしてない人の投稿も流れてくるし、RTで知らない不快な投稿も知ってしまうしその論争に巻き込まれる。いちいちそんな論争したくない。だからmastodonに来た。
今のところ誰かの味方をしたり誰かの敵になったりするような発言をここではしてない。Twitterみたいになりたくないからそういう運用をしてないからだ。mastodonでは気をつければそういう運用は出来ると思う。わざわざ二項対立の論争しようとしなければ。