『運命の人』について、バスの揺れ方について議論する人間は居ても、2番サビの『恥ずかしくても、まるでダメでも、カッコつけてゆく』という箇所についてここが素晴らしいと表立って言ってくれる人が最近少ない気がする。スーパー身勝手な主観だけど、前者の傾向のファンが最近沢山居て、元々居た後者の傾向のファンとソリが合わないというか、違うんだ、スピッツはそういう、能天気なフリーセックス人類のための音楽を本当はつくりたいのではなく、『優しく生きるためにはどうしたらいいかな?』っていう問いをずっとしてきた人たちだった気がしている。