夜はまったり2 step
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穂が出てから低温にあたって十分にイネが実らなくなることを避けるために、このような地域では「安全成熟期晩限日」という期限を品種ごとにおおまかに決めています。
現在日本で育てられているイネの品種は、出穂してから稲刈りができるようになるまでの目安として「積算温度」という指標を使っています。
要は出穂してから毎日の最高気温を積算していって、例えばコシヒカリであれば1000℃を超えたら稲刈りをしていいというような目安があるのですが、この積算温度から逆算すると、「この地域の平年の気温であればこの日までに成熟しないと危ない」「そこから逆算するとこの日までに出穂しないと危ない」「さらにそこから逆算するとこの日までに田植えを終えなければ危ない」というおおよその計画を立てることができます。
そうすると冬が早い地域ではどうしても6月中、できれば6月前半には田植えが終わらないと厳しいことが多いんですよ。
まして半夏生という文化が誕生した当時は今ほど寒冷地に敵した品種も多くはなかったでしょうし、気温も今よりずっと低かったはずです。
そう考えればやはり7月頭に「稲の根が張るように~」なんて文化は出ないでしょうね。
車とバイクとBass系音楽が好きです