黄金感想……感想?(ラハ)
(続き)5.3のあとで、異世界に行けば公に会えるとなったらきっと出てこられないと思う。本来死後世界が繋がっていないからこそ未練は生者にとって前へ進む力になる(こともある)けれど、死後世界が身近にあれば生者にとって未練とは、現実世界を手放す理由になってしまう。原初世界に戻ってきても心が常に死者の世界にあるのなら、それはもう生きる意味を失ってしまうのと同義なんだよね……。だから、会いたいよ、会いたくてたまらないけれど、有ったが最後、と恐ろしく思う。
それに、時が刻まれることもなく、記録が己の精神以外に残されることもない世界で、何より有限が約束された世界で、冒険者が生きるのは辛かろう。
リビングメモリー、最初は(リア充しかいねぇな……)とちょっとだけ思った(笑)のだけど、それもそのはずで、あの世界って「誰かと過ごすために生き続ける」ことは出来るけれど「自分のために生き続ける」ことはかなり難しいと思う。あの残余の世界は、究極の家族社会というか、個人が自立独立して存在する理由が無いんだよね。基本的に解消できる未練は他者や余所事に向けられるものだけだもの。もし光戦が、7霊災後で家族の記憶もなく、パートナーもいない人だったら本当に、存在意義を固められなくておかしくなってしまうと思う。
光ラハとかラハ光を書く。