大阪中之島美術館で、そとまでつづくモネの列を横目に福田平八郎展を。なにもかもすばらしい。

きのうは明石どまりで、きょうは朝から市立文化博物館で〈エルマーのぼうけん展〉を。

兵庫県立美術館で〈スーラージュと森田子龍〉を。

そろそろ出不精を解消すべく、ひさびさの新神戸。

つかれたといいながら、千葉から東京までもどって、アーティゾン美術館のマリー・ローランサン展を見る。
年を取ったせいか、ローランサンの描線、色調がやけに心地よく感じられた。
むかしと比べて、自分のなかで評価が大きく上下した画家はけっこういて、前者の代表はセザンヌ、後者はダリとマティスである。
なお、いまもむかしも苦手なのはシャガール。見るたびに首をひねるのだが、理由がいまひとつわからないのであった。
ことしからアーティゾン美術館でも年間パスポートが発売されたのだが、ブリジストン美術館時代の、ふらりと二階へあがる感覚がなくなったのは残念。

このところ休日は引きこもり生活がつづいていたので、リハビリがてら先週末は千葉市美術館へ。友の会の更新をして、鳥文斎栄之展を見た。栄之は大すきな絵師なので、まとめて見られただけでも僥倖。門人の作品も多く、鳥高斎栄昌の大首絵がとてもよかった。
しかし、気づけば三時間いじょうがたっていて、リハビリに千葉市美はちょっとハードだったかも知れない。でも、次回の板倉鼎・須美子展も楽しみ。

「芸術新潮」で来年の展示予定を見ているのだが、〈北欧の神秘〉〈ロートレック展〉〈カナレットとヴェネツィアの輝き〉と、SOMPO美術館の企画がおおむねすてき。とくにカナレット。
あと、かならず行きたいのは大阪中之島美術館〈没後50年 福田平八郎〉、東京藝術大学大学美術館〈大吉原展〉、東京都美術館〈デ・キリコ展〉、三菱一号館美術館〈トゥールーズ゠ロートレックとソフィ・カル(仮)〉、サントリー美術館〈没後300年記念 英一蝶(仮)〉あたりかしら。ひさしぶりのフォロンもちょっと楽しみ(東京ステーションギャラリー)。
関西方面は、京都国立博物館〈雪舟伝説〉、京都国立近代美術館〈没後100年 富岡鉄斎〉、細見美術館〈美しい春画(仮)〉、国立民族学博物館〈吟遊詩人の世界(仮)〉などが気になるところだけれど、ぜんぶ見に行けるとは思えないのよね。

名都美術館で川合玉堂を見ている。

名古屋市美術館で福田美蘭展を。最終日にまにあってよかった。

会期まぎわの野又穫〈Continuum 想像の語彙〉を再訪。東京オペラシティアートギャラリー。これらの建造物の前に立っていると、日常のわずらわしい数々の事柄が些事のように思えてくる。というか、頑張ればわたしも塔になれるんじゃないかという気さえしてくる。

HB Gallery で、Tsuin 個展〈はなとどく〉を。《Honey Trap》の連作がおもしろい。まとめて並べたい気がするが予算てきにも壁面てきにもかなうはずもなく、小品を一点のみ購入。

ふと思い出して、LIBRAIRIE6 の赤木仁「洪水の前」展を。やはり、いい。あたまいっぱいの鹿。

恵比寿の Galerie Malle で井上洋介展を。2005 年 8 月に制作された 10 点のスクラッチボードの小品。軽く、ユーモラスな雰囲気のただよう、モノクロームのちいさな画面がたのしい。

中目黒の dessin で坂内拓個展〈焦点〉を。左手の壁面、hoodie、follow、sway、曲線、ollie とつづく人物をモティーフにした作品がとてもいい。

丸善で土田圭介鉛筆画展〈幻想モノクローム〉を。

アートコンプレックスセンターでいろいろ。

GALLERY 装丁夜話で、佐々木悟郎展〈僕の選ぶ9冊〉を。

L'illustre Galerie LE MONDE で鈴木夏菜個展〈曲解〉を。

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