研究に関してもあまり計画的とは言えないが、面白いことに長期的には帳尻が合ってくることが多い。かつて恩師が「一つのことをやるのに最低でも10年かかる。三つぐらいできたら儲けもの」と院生の私にいっていた。へー、とその頃はなかば他人事で心に留めたが実際、新しいことを世間に訴えて何かそれが認められるようになるには最低でも10年ぐらいかかるのは体感で理解できるようになった。人はそれほど他人が何を言っているかなぞ、気に留めていない。繰り返し一貫性のある主張をして人の心に留まるようになるのが最低でも10年ぐらいなのである。なので、その間の寄り道だの停滞だの挫折だのは誤差範囲で、ともかくも大雑把な方向で先に進んで周りに伝え反応を受け止めていると、道がなんとなくできてゆくようである。これは計画性というよりも、荒ぶる研究と人生の不確定性にまみれた波に臨機応変に対応しつつ大雑把な方角を失わないようにする、ということのように思うが、まあ、根が楽天的じゃないとやってられんわな。
ちょうどコメダのミニチュアガチャが届いたのでコメダいこうかなぁ
まだ使い方がわかっていない