こちらは #光ラハ_光公のすこしふしぎな話 企画アカウントです。
投稿頂いた光ラハ・光公のすこしふしぎな話を、ネットプリントにて冊子印刷用データとして配信をする予定です。
【投稿受付期間】
2024/9/2(月) 23:59まで
※状況により延長する場合あり
【企画概要・要綱】
https://docs.google.com/document/d/1Dgvf1z90jbouYnkGZ9nmyBR2DVUIKuSYRla7eNxzHDg/edit
「集まった作品・つぶやきを冊子形式にまとめてネットプリント配信する」という性質上、作品データ作成や投稿方法について、少々お手間をいただく仕様となっております。
参加の際には企画概要・要綱をご一読下さい。
ご不明点がありましたら本アカウントにリプライ・DMを頂けますと幸いです。
なお、この投稿をもって受付開始といたします。
ご参加お待ちしております!
https://www.gongcha.co.jp/menu/food/choco-sandwich-cookie_earl-grey-lemon-tea/
これこれ。
近所にはないから、遠出の時についでに買えるといいな…
ゴンチャコラボのキーホルダー目当てに金額調整で購入したクッキーが思いのほか美味しく、じわじわとまた食べたい気分
すこしふしぎ、すでに良い話たくさん読んでしまったせいか、あれこれ考えてみるも途中から「それ読んだやつー(めっちゃ良かったよねー)」てなってしまうので、一旦ラハを忘れてただの少し不思議を考えてから寄せたほうがいいな…
などと供述しており
ひろラハのすこしふしぎな話
冒険者がクリスタルを使うと、時折音が聞こえる。
キンッと石が割れる音、葉が擦れるような音、獣の咆哮、かすかな人の声。
他の者聞いても、そんな音はしないという。
クルルやアレンヴァルドに尋ねてみると、彼女らには聞こえているようだった。
クリスタルは、生命の残滓だ。
魂が発した最期の声を超える力が拾いあげているのかもしれない、と冒険者は考えていた。
冒険者がラストレムナントへ物資を納めにきた時、水晶の道の端でごそごそと蠢くグレビュオフを目にした。
どうにも気になって彼に声をかけると、そのグレビュオフは驚いて飛び上がった。
その足元には、砕かれた水晶が散らばっていた。
「故郷の海の浅瀬によく似た色なんだ。だから、どうしても手元に置いておきたくて」
冷静さを取り戻したグレビュオフは、そう言って更に水晶の道を削り取る。
オミクロン族から借りたのであろうか。黒い石ノミのような道具が金槌で叩かれる。それは容赦なく水晶に食い込んだ。水晶はあっけなくひび割れ、ただの欠片となる。
その瞬間、聴き覚えのある声がした。
「――――――」
冒険者は思わず大きな声でグレビュオフを制止した。
再び飛び上がる彼に、腹の底がひどくざわつくのを抑えながら諭した。
「お前ひとりなら大した影響はない。けど、他の奴らがこぞって同じことをしたら、この道は崩れてしまうから。やめてくれないか」
冒険者の言うことに納得したグレビュオフは去っていった。
誰もいなくなった水晶の道に、冒険者は腰掛ける。
グレビュオフがつけた傷跡をしばらく眺め、いたわるようにそっと撫でた。
『これからもあの人と、どこまでも共に――』
水晶が砕ける時に聴こえたグ・ラハの声は、彼が道になった時に想ったことなのだろうか。
おそらく、本人に直接尋ねても答えは返ってこないだろう。
冒険者は上を向いて目を閉じ、深く息を吸った。
今日もバルデシオン分館で忙しくしているであろうグ・ラハの姿が浮かぶ。
会いたい。
冒険者は立ち上がると、オールド・シャーレアンへその身を飛ばした。
ff14の絵とかプレイ記とかssとか載せられたらイイ