愚痴です
オリンピック超遠ざけているから今知ったけど、エアピストルの選手のビジュアルではしゃぐ人はアジテーションに弱いっしょ。写真とかに勝手にナラティブを見出して編集してそれに気楽に気軽に溺れるから。先日のトランプの写真とかにも容易にアジられる。
感動的な写真や映像に対して判断をどうやってつけたのか、その前後や背景を知らないのに判断できたとしたら、自分が前後背景含めて勝手に創作(捏造)して補完しているワケなんだけど、そういう時に、さらにヌルいコミュニケーションによるミーム化の過程で補強(安心)してしまって、安易に消費してしまう。
現実と想像の区別ってめちゃくちゃ難しくて、現実の知識が乏しければすぐプロパガンダに飲まれるんだよ。オリンピックみたいな場所で現実の人間をああいう形で囃し立てるなんてプロパガンダ作業なんだけど、そんな自覚もねえだろうし。いつ暇空とか成田とか石丸みたいな連中の支持に転んでもおかしくない。まぁその可能性は俺にも常にあるわ。あるんだけど、ここまで不用意不用心じゃねえぞ
https://www.twitch.tv/blotzky_roar
ランブルまでランクマ
大事だとおもう來田さんの返答部分、引用しておきます。
「性のありようは、高度なプライバシーに関わる情報です。当事者が自ら公表していないにもかかわらず、推測に基づき、「トランスジェンダーではないか」「DSDs(性分化疾患)ではないか」などと公然と論じることは、あってはならない行為です。」
「そもそも、人種や住んでいる地域によっての差異や、それがスポーツに与える影響も把握できていません。/多様な性に関する科学的知見は進歩していますが、学校などで学ぶ機会も十分とは言えず、知識不足により差別的な言説を広げてしまうケースも少なくないと思います。」
(以下は、わたしの感想です)
身体や性の在りかたについての勝手な推測をしたり、勝手な情報暴露をしないこと、「生物学的な事実」などの言葉を(生物学を学んでもいないのに)むやみに使わないこと、専門的な科学研究によっても明らかになっていることの少ない領域について、「身体が男性」などの陳腐なイメージに振り回されることなく、判断を留保する辛抱強さをもつこと。いま多くの人に、これらのことが必要だと思います。
女子ボクシングの選手の性別をめぐって外野が「騒動」を起こしているる件。
スポーツとジェンダーの歴史が専門の來田(らいた)さんが朝日新聞の取材に応えています。
➤プレゼント機能を使ったので、8月4日 21:22まで全文無料で読めます。
「騒動」の発端がトランス憎悪に駆られた右派の誤情報拡散であったことふくめ、トランスジェンダーとスポーツという切り口としては奥歯に物が挟まったような記事にも感じられますが、スポーツを「性別」で分けること以前に、そもそも「女性」がスポーツから排除されてきた歴史があること、そして女性アスリートに対する人権侵害もというべき「性別確認」の経緯があること、また昨今のオリンピックがどのようなスタンスで「性別」をめぐる問いに取り組んできたのかなど。今回の件に少しでも関心のある方には、まず落ち着いて目を通してほしい記事です。
https://digital.asahi.com/articles/ASS824QVRS82OXIE02HM.html?ptoken=01J4C312RBEGTHEMJNQZTTGRPN
流れてきたコラムで、良かったもの。
「男性から女性への暴力は、パリ五輪のリングの上で起きているのではない」。
女子選手を「男」呼ばわりして「女性の安全」といった概念を持ち出す人たちは、女性の安全に本質的には関心を持っていない。もちろんスポーツ選手の安全に興味があるわけではない。
「トランス問題」のときだけ、興味もない領域に首を突っ込む浅はかさ。
https://www.independent.co.uk/voices/imane-khelif-woman-jk-rowling-olympic-boxer-trans-b2590258.html
【情報の追記】イマネ・ケリフ選手について「XY染色体だった」という情報が以前は流れていましたが、国際オリンピック委員会(IOC)はテストステロン値検査で失格となった情報を明らかにしました。女性でもテストステロンの値が高くなる人はいます。
https://www.thepinknews.com/2024/08/01/imane-khelifs-olympic-participation-not-a-trans-issue/
男性ホルモンとされているテストステロンですが、女性にもいくらか存在しています。女性にとってテストステロンは健康上欠かせないもので、主に骨、脳、メンタル、生殖機能などの維持に必要です。女性のテストステロンが低下しすぎると、気分が落ち込んだり、不安になったり、疲れを感じたり、月経不順になったりしてしまいます。女性の中にはこのテストステロンが過剰に高くなる人もいます。その原因は、多嚢胞卵巣症候群(PCOS)、副腎の腫瘍、内分泌疾患、肥満などさまざまです。「テストステロンの値が高い=インターセックス(性分化疾患)」と安易に断定はできないことにも留意が必要です。
https://www.webmd.com/women/normal-testosterone-and-estrogen-levels-in-women
インターセックス当事者団体である「interACT」は2024年8月1日に声明を発表しました。
「私たちは、染色体やホルモンのバリエーションなど、性別特徴の多様性を持って生まれた女性も含め、すべての女性が運動競技に参加する権利を支持します。オリンピックは、高いレベルの競技技術を喜ばしく祝うべき競技であり、競技に対する憎悪が見られるのは残念です。女性アスリート間のエリートレベルの競技を暴力と誤解する論評は恥ずべきことです。すべての女性は、スポーツの精神そのものに反する差別や排除を受けることなく、スポーツに参加できる必要があります」
ゲームを読み解く楽しさを配信をしてます. discord: blotzky_tsd http://twitch.tv/blotzky_roar DMS(ミス研)出身. 成人済み. アライ. フェミニスト. 反トランスヘイト. 映画: ALIEN GATTACA GRAVITY. ゲーム: 隻狼 Witcher3 Deadspace. たぶんシスではない。