夜ふかししてないで寝な!って理性が言ってる。はい…

ひろ公+ライナで暗めの話 

水晶公は、百年ずっと英雄にあてて手紙を書いていた。その手紙を、彼の召喚が成功した後に全部燃やしてしまう。手紙だった灰を封筒に詰め直して、蒼天のイシュガルドと一緒に箱にしまってある。ひとひら添えてある手紙はライナに宛てたもので「すまなかった。これは私の墓の代わりだ」と書いてある。日付は、水晶公がコルシア島に向かった日。これを、黄金の今になって見つけたライナが、なんとも知れない灰とおじいちゃんの宝物だった本を前に、少し泣く。英雄に話を聞いて欲しいけど、彼が訪ねてくるあてがない。世界の隔たりを噛み締める。

実家に帰るときまでに読み終わらなかったら課題図書はいったんお休みして電子書籍を電車で読もうとおもっています。

課題図書、読めている!からの妄想 

水晶公は自分の死にざまについて想像するとき、温かいベッドで、という選択肢を排していた。次元のはざまにひとり、冷たく、孤独に、滑稽な自分を見ながら死んでいくのだと心に決めていた。それが、アーモロートから生きて帰った。暁の仲間たちの帰還を考える中で、天秤に載った自分の命の最後に、改めてどんな夢想を抱いただろう。研究のために結晶化が進んで息絶えることを考えたのではないか。研究の完成と、自分が水晶になってしまう最期、どちらが先でも構わないと思ったのではないか。もし万が一にも、研究が完成したとき命があれば、かわいい孫娘やいとおしい街の人々に見送ってもらえる可能性があった。あるいは、研究が完成せず結晶化が間に合わない時、英雄に殺めてもらうことを、一瞬でも夢想しなかっただろうか。彼の夢想がつまびらかにされることは永遠にないけれど、ボズヤでミーシィヤを殺めることを考えたあと、これに思い至るひろしはいいなと思います。

ぬいも気になりつつ、愛してあげられない気がして、足踏みしてる…

昔、高い人形を買って、十分に愛してあげられないまま時が過ぎてしまった。お別れの支度をすべき。

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