「月給泥棒」で契約取りたい相手のことをこちらに都合の良いように騙して煽ててしてて、それが結局発覚するんだけどそれが「契約に対して一生懸命」と受け取られるの私だったらいやそんなん信用できないのではとなるところがそうでないのが時代なのか映画だからなのか全然分からなかった でもそこからますます物語が進んでいくのは面白かったな
「月給泥棒」観た。都会で生きていくために強かに「計算」して生きていく吉本と、ある事情からガレージに住んでて一生懸命お金を集めてるどこかカラッとした性格の和子の会話が一番色々思う部分多くて興味深かった。
「きみねえ人生は計算だよ。どんなに行動力があっても損しちゃつまらん(略」「自分自身が幸せならいいんじゃない?」「馬鹿言え。幸せってやつはね、自分が人より上にいるって分かった時にしか感じないものだぜ、あーあ、幸せになりてぇな」
「君もなかなか幸せになれそうもないね」「幸せになるのは簡単よ。持ち物が増えなければ夢をうんとみみっちく格下げすればいいんですもの」「例えば?」「十人並みの結婚をして、子供を産んで、家族一斉に健やかにお茶漬けでも食べてんのよ」
この二人もこういうことに対して「幸せ」を感じない訳ではないけれど、けれどそうはなりなくない意志と行動力があるのか、(吉本の価値観は今見るとおまえ…となる部分あるけど)そこは必死で、エネルギーがあって好きだったかな。でも最後の和子さんがダゴンと一緒に国へ行ってしまうのを嫌だと思う気持ちもあるのにそのまま(「友情の証」としてもらった)契約書で「身売り」して出世してるのは、まあそうなるかと思いつつそこはそうなんかーというドライさにおまえ…の気持ちもあり
「カモとねぎ」観た。森雅之さんのコメディしてる演技が楽しくてずっとにこにこしながら観た。過去に傷を持ちながらもそれをあっさり喋るけど実はそうでもないのかなと思わせる感じもしてよかった。詐欺師なので衣装替え沢山でその都度なりきって演技していくのが楽しかった。子分の二人も調子良くて、キャップのこと頼りにしてるのに関係は結構ドライなのもなんかよかった。多分初見のみどりまこさんもずっとチャーミングでかわいかった。
「あらくれ(1957)」を観た。逞しくて義理固くて負けん気の強いお島さんから目が離せなかった。親や放蕩してる兄や世間体の言う通りにしなくてはならない身の不自由さに文句言いながらも、「自分一人で生きていく」ことに前向き(というか、ならざるを得ない身の上だからもあるけど)がほんとうに逞しかった…
色々現状の不満をぶつぶつ話すあの面倒くさそうな言い方のたかみねさんがよくてずっと見てられた。カッとなると手が出てしまう所は最初はらはらしたけどだんだん笑えてきて(いや暴力なので笑えないのだが)にこにこしてしまった。
グランツーリスモ字幕では「だが お前は特別だ」が吹替では「でも お前はそうじゃない気がする」て少しだけ確信を持てなくて、でも期待をしている感じがとても好き。ニュル後の「““になろう」は字幕がほんとほんとに好き…
ジャックがキャパチームの食事中に席を立ち決別するのと同じ頃にヤンは家族との食事で席を立ってしまうの今思えばリンクしていたの今更思い返してた
洋画や旧作邦画を観たりしてます/ツイッターからの避難先 /無言フォロー失礼します