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春暮 康一『法治の獣』を読み始めた。ファーストコンタクトをテーマにしたSF中篇集らしい。
とりあえず一番最初に収録されてる『主観者』だけ読んだんだけど、最近読んだ傑作『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の中で個人的にモニャ……!となった部分にエグめに踏み込んでてムチャクチャ面白かった。
終盤「そういうこと!!???おもしれ!!!!????」て声出ちゃった。
SF的な描写のすべてが私には難しいけど、こういうお話って大好きかも。他のも読むのが楽しみ😄

読了:レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』

フィリップ・マーロウ、好きか嫌いかと言われれば捻くれててあんまり好きじゃないんだけど、ものすごく魅力的なキャラクターだということは伝わってきた。
ていうか言い回しがイチイチみんな皮肉めいてたり捻くれてるから会話の意味が分からないところが結構あって、かなり雰囲気で読み飛ばしてた。
あとBL小説だと思って読むとマーロウくんの可愛げもわかる。意地張るとこモエ〜!だった。
関係無いと思ってた事件がどんどん繋がってくのはそりゃそうだよなってかんじ。ラストは普通にびっくりしちゃったよ!!!

1953年発行だから70年前の小説なのか〜…。女性キャラクターの扱いにストレス感じるのはまあ仕方ない。
無駄にダラダラしてたりと変な読み心地だったけど、味があって面白かった。

鉄鼠の檻からスタートした妖怪シリーズおさらい読み返しキャンペーン、短編の『墓の火』と『蛇帯』も読んで『鵼の碑』待機モードほぼほぼ100%になった!🙆

Fedibird

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