そしてショウマはそういった心情であっても、ハントは肉親を奪われた憎悪から脱却できていないために私情で命を奪っていると言い逃れができないシーンがくるのかもしれないという危うさがある…ってスゲ〜ドラマしてるよなぁ
まぁこの要素を拾うかはわからないかど

「グラニュートも麻薬欲しさに他種族の命をモノのように消費しているので人類側の防衛のために命を奪われても仕方がない立場である、しかし処せるだけの力を持つ存在自体は『もう麻薬から足を洗うというのであれば出来れば命までは取りたくない』という考えを持っている」という複雑な心情含んだ状況だよね

少なくともガッチャード賛美してる層には理解が難しいと思う(急に攻撃する)

ショウマに罪があるとすれば、強いてあげればグラニュートを生け捕りにして改心させるだけの力がないことだと思うけど、ショウマにグラニュートを改心させてあげるだけの義務(言い換えるとショウマがグラニュートに慈悲を向ける義務)があるのか?ということにも繋がるし
しかもそこまで細かい話になると別物の話になるので、ショウマは大いなる力を持つことによる罪と責任を取らなければいけない話になる…のかも

同族殺しをしているショウマが幸福になる権利があるのか?というのは、同族殺しと同じラインに「人類の命(幸福)を守っている」があるので、白でも黒でもないというビミョ〜なとこをビミョ〜なバランスでついていて、その影響で善か悪かでしか測れない視聴者を容赦なくふるい落としている作品だなぁって感じ

ガヴって今のところ目的の着陸地点が全く不透明なんだけど、不透明ではあるがドラマとしては透明という謎の面白さを描写してるのがドラマ作りの腕が出てるんだと思ってる
まぁ筋として「ショウマは人外とのハーフだが母を慕うが故に同族を排除する道を選び、人間側に肩入れして自身も幸福を目指す」が大前提で動いているからドラマとして機能しているのかなぁと

ニエルブ自体もストマック社に沿った考えなのか?違うのか?といった点もあって、ドラマを絡めているなぁと カラメルだけに?しにま〜す

ヴラムという名前で彷彿としたのか読み方が同じ名前の「ブラム・ストーカー」で、吸血鬼を題材にした怪奇小説で有名な作家だけど、変身する怪人はクラゲモチーフだったりするしどちらかと言えばストマック社(引いてはニエルブ)側の都合に沿った名前なのかも

言われているのはラーゲ9はグラニュート界の秩序側の存在で、ストマック社を摘発するために潜入捜査をしているのではといった考察だけど、なんにせよストマック社と敵対する存在ではありそうだよね
闇菓子にも興味なさげだったから恐らく中毒者のフリをしているみたいだし

罪と末路の話なら今後のヴラムなんか動向が気になるけど、あくまでグラニュート側の仮面ライダーという体なのか、それとももし共闘するとすれば、拐った人達の人命を重視するのかそれとも「所詮他種族の命を重くみたりはしない」といった価値観の違いを演出するのか、実は「フリ」なのか…と様々考えられて面白い

他者を殴ったとき、己も傷つき痛みを覚えるというのはクウガでもやってるような昔からあるヒーロー像だもんな

なんか悪はクズだからやられて当然みたいなものは今のところガヴの作風からは感じなくて、むしろショウマは最初から人を襲う人外に対して「やめるか、やめないか」を対話している上に、敵対を避けられなくて呟く「わかった…」からは暴力でしか止められないという無力感と悲哀の感情が伝わってくるから、少なくともショウマは「クズだから処してよし」みたいな思想は無いと思うんだよね

今日はマスターデュエルで負けまくったので、身の程を知りましたといった体です

今年分のガヴがおわって、おわ、次の日曜日ガヴない、気絶 

守るために暴力を使わざるを得ない、十字架を背負うしかない道を選んだショウマの行く末がどうなるか気になる
幸せを守ること(人を守る)、幸せを奪うこと(グラニュートを倒す)、幸せになること(ショウマの人生)、矛盾を内包しながらも生きることはとても人間らしいと思うが…

人外の血を引く点でどうしても善悪2極論から脱却したダークヒーロー(よりの)像をガヴから感じてしまうけども、そういった印象に納得できる終決になるのかはもう見守るしかない

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