同時期の文春砲の標的とはファンの気質が違ったのが顛末に関係してる感じはする。

世間からは「勝ち馬の事務所」に見られてたのかも知らんが、
ファンの方はバックダンサーの頃の可愛い子馬の成長を見る目線で見てた気配があるんよ...。

|ω`) .。o(いや...だからこそ、子馬に手を出してたおじいちゃんはまずいんだけどもなぁ...)

お笑い芸人さんへのインタビューで 

「クラスで何をやっても目立たなかったのに、お笑いで受けたら人気者になれた」
的なエピソードを語る人が一定数いて。

ある世代のそういうお笑い芸人さんにとって、憧れの存在だったのが松本人志という人なのは確かだと思う。

なんか出てきただけでなんかおもろい雰囲気がある、的な一見芸があるのかないのか分からない昭和の芸人さんたちとは一線を画してたのは確かで、
「笑いの方程式」みたいな言葉で、お笑いオタクにお笑いを言語化してもいいと教えたのも功績なんだと思う。

ただ...それだけに今後がツライのやろなぁ、と。

「松本人志という勝ち馬に乗る構図」という方程式の復活はまずありえない。
「お笑いに縋り付く負け犬」という方程式には負け犬をハリセンで叩くツッコミが必要だけど
こちらも解はなさそう。

「なんか煮詰まった芸人が突然落語をやり出す」的な方程式なら一応は解がありそうなのだけど、松本人志という人がそれを解こうとはしない気がする。

なにより...松本人志の熱心なファンほど、見たいのは「勝ち馬の松本人志」で、でもお笑いの方程式的には詰んでることを分かってる気配があり。
そこはツラいとこなんだろなぁ、と。

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