モブ部下ちゃん目線の結婚後ふるあず妄想
「それは降谷さん、一大事じゃないですか!買いに行ってくださいよ」
「いや、まだ仕事…が」
降谷のデスクには人が集まってきた。
「あとは自分達でも対応できるんでやっておきますよ」
「あ、ここのケーキ屋さんまだ開いてるっすよ」
「○○パティスリーのフルーツタルトが美味いって嫁が言ってました」
先輩達も降谷さんの背中を押し、中にはグーグロで近くのケーキ屋を検索してる先輩もいる。
「ってか今すぐ行ってください!只でさえ帰れてないんです。今日くらい帰ってください、このままじゃ奥様に愛想尽かされますよ!」
ぐっ、と息を飲んだ降谷さんに対し私をはじめ先輩達も力強く頷いた。
それを見た降谷さんは自嘲の笑みを浮かべ
「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらう。悪いが後は頼んだ」
上司はジャケットとカバンを掴み足速にデスクを後にした。
廊下からは降谷さんの駆け足が小さくなった。
モブ部下ちゃん目線の結婚後ふるあず妄想
「……実は、あずさ…嫁の誕生日が今日だったのを忘れてたんだ」
「はぁ!?」
まさかの真実に驚愕し、大きな声が出てしまった。
自分の素っ頓狂な声に他のデスクの面々も反応しこちらに視線を向けた。
「ケーキ予約はしてなかったんですか?」
「………」
降谷さんは押し黙っている。
“否定しないという事は肯定ととる”
目の前の上司の教えが今大いに役に立っている。
「じゃ、じゃあ、お休みの日に盛大にお祝いするんですか?」
「いや、まだそこまでは…考えてなかった…」
「ちょっ、何やってるんですか!?」
私の推しの誕生日を忘れていた事に呆れと怒りが沸いた。「ダメです、コンビニスイーツで済まそうなんて!」
周りも何だ?と集まってきた。
「今すぐケーキ買いに行ってください!一緒に花束の一つでも買って!」上司である降谷さんに一気に捲し立てる。
私の言葉でたじろぐ珍しいというかレアな姿を見てしまった。
なんだ、降谷さんに対してと先輩が窘めてきた。私は早口で事のあらましを伝えた。
モブ部下ちゃん目線の結婚後ふるあず妄想
降谷さんと梓さんが結婚し早○年。
私の上司でずっと憧れと恋慕を抱いていた降谷さんが結婚した時はショックだったが彼の奥さんである梓さんの優しい人柄に触れ、彼女からの差し入れに胃袋まで掴まれてしまい私は今では上司の降谷さんより奥さんの梓さんが推しになった。
上司である降谷さんは相変わらず多忙でなかなか帰れていない。
夕刻、私は書類を提出する為彼のデスクの前に立つ。提出した書類に目を通し「ご苦労」と声を掛けてきた。
彼に一礼し自身のデスクに戻ろうとすると
「あ、待て」
降谷さんに呼び止められた。何か書類に不備があったのかと振り返る。
降谷さんは周りを気にするように声を潜めながら
「君に聞きたいんだが…オススメのコンビニスイーツってあるか?」
と尋ねてきた。
「オススメ…ですか?そうですね、最近期間限定でチョコミント味が出てますけどミント系だから好き嫌いがあるかもですよ」
「それは大丈夫だ」
「差し入れ?あ、もしや奥様にお土産ですか?」
奥さんのあの可愛い笑顔が浮かんだ。
少しの沈黙の後、降谷さんはポツリポツリと口を開いた。
フォロイーさんのトゥート見てふるあず妄想(フリー素材使わせていただきました🙏)
モブ「へぇ、例のあの子かぁ」
ふる「ああ」
モブ「私達もアラサーだからな~。やっぱり結婚考えてるの?」
ふる「ああ」
モブ「いくつ?」
ふる「…24」
モブ「ウチの弟と同じ歳じゃん!まだ遊びたい時期じゃない?」
ふる「……ああ、そうだな」
チラッと見たら仲良くふるやさんと話してるその姿は大人な女性で自分が横に立つよりお似合いだ。普段は年齢差なんて気にならないけどこの差は埋まらないんだとチクリと胸が痛む。
先日誕生日が来てふるやさんの誕生日まで5歳差になったって子どもっぽくはしゃいでた自分に恥ずかしくなるあずさ。
(ちなみにこのモブ同期はふるやさんに対して恋愛感情は一切ない。
あと、ふるやさんが同期に声をかけてその場を離れたかったのは直前まで同期に恋人がかわいいと惚気ていたのをバラされたくなかったから)
フォロイーさんのトゥート見てふるあず妄想(フリー素材使わせていただきました🙏)
ふるやさんと同年齢の同期(🚺)に対してヤキモチなり悩んだりしそうだなと妄想しちゃった。
(あずささんとふるやさんは恋人同士プロポーズ前でも後でもどちらでも可)
あずささん、仕事中のふるやさんに会っちゃう。
ふるやさんの隣にはスーツ姿で彼と同じバッジを付けた女性がいた。
「ん、ああ!?アナタが!こんにちは。○○です。ちなみにふるやと同期です」
と同期の女性がにこやかにあずさと挨拶を交わす。
挨拶をしようとするとふるやさんが彼女に「行くぞ」と声をかけ、
あずさには「ごめん、あずささん。また必ず連絡するから」と告げる。
コクンと頷き仕事の邪魔したくないからってすぐその場を離れたがふるや達の会話が耳に聞こえてきた。
2923好き♡
成人済み
Twitterが使えなくなった時の避難用に作りました。
たまに妄想書きます