水面🎠日記をつける @3ka_cla@fedibird.com

私は時々まみりんまみりん連呼していますが、実はこれ「まみちゃん」「りんちゃん」という二人の女の子の百合カップリング名です。マイナーだから知らん人も多いかと思う

国際人の林蔵さん、自分自身外交にちょっとした自信がありそうなところが可愛い。自信がなければ、捕鯨船と直接交渉したいとか言い出さないと思うので。

異なる言葉や文化を持つ相手と、臆さずに接することのできる人だったんだろうな。
臆さなすぎてゴローニン引いてるけど、ゴローニンも清の役人も、なんとなく林蔵さんを面白がってる気がする（贔屓目）

林蔵さんは当時としてはかなりの国際人だけど、特別開明的な人間だったというわけではないと私は思っています（夢は見たいけど）。
でも、北夷分界余話などの彼と村上貞助さんの著述からは、異文化に対する偏見や和人目線でのジャッジがほとんど含まれていないと感じるので、そういうところがすごく好きです。
なんだろう、現地の生活に対するフラットでこまやかな視線と関心というか…。

昔の人の価値観が現代と違うのは当たり前のことなので、残念に思いこそすれそれで歴史が嫌いになったりはあんまりしないんですよね。行いに対する反省はするべきだと思うけども。
嫌なのは現代の人間が歴史上のあれこれを差別に利用したり、独自の解釈で民族を否定したり、和人はアイヌに善いことばかりを行ったのだという言説を広めたりすること…。あれは本当にきつい。

なんかな、私も和人だけど、北海道開拓の歴史に対しては色々な負い目から冷淡な態度になってしまうところもあり、そういうのが一部の人には「日本人の誇りが損なわれる！」と感じられて余計気に障るんだろうな…。難しい…。（そういう感じの人たちに気を遣うのも違うと思うけど）
過去の価値観を現代の感性だけで一方的に断罪するのも良くないとは思っているし、そもそも私自身自分では気づいていない差別心を持っていると思う。歴史や民族関係に限らず。
差別に反対するつもりで別の属性を差別していたりとか、このアカウントでも時々やってしまっている…。
それは本当に自分で問いかけ続けて考えなければならない問題だと思う。他人がどうの社会がどうのと言うのではなく。

徳内さん、本当に立派な人だと思います。交易の在り方を改善すべく大変心を砕いていたとか。
キーン氏の著書もちゃんと読んだことがなかった気がするので、この機会に読んでみたいな。