二次創作という名の「本歌取り」で日本文化が隆盛してきたことは否定できないけど、では今「著作権者と著作物を法で護ろう」となったとき、やっぱり本歌取り文化の側をどこかで線引きしてそれ以降は斬り落とす必要があるのではないか、て感じはするわな。乱暴に言うと「著作権という概念も海外からの渡来物」だと思うんだけど、この先本歌取りと著作権は日本でどう共存していくことになるのだろう
してみると、NARUTOとBORUTOとか、名探偵コナンと犯人の犯沢さんとか、北斗の拳とイチゴ味とかのいわゆる公式スピンオフとは、先達の作品を守りながら後進を育てて行くというような、著作権周辺の概念に対応しながら本歌取りを実現した、次世代の商業創作の形なんだろうなあ
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