立憲泉代表の「説明責任」
メディア各紙報道を見ていると、通常国会後の解散・総選挙を永田町では前提としているようだ。
となると、野党第一党の党首、泉氏は、早急に「ZEN」大学の設立事情についてメディアに説明した方がよい。
1,「何故前もってしていたか?」、
2,「当然、維新と関係が深い大学であることを知っていて何故肯定的に即日言及したか?」、
3,「維新との共闘路線とZEN大学問題は関係あるのか?」
最低、この3点を説明する必要がある。でないと、立憲も維新と「モリカケ」的談合をしているのではないか、という憶測を呼び兼ねない。
「李下の冠を正さず」、これ野党第一党党首の座右の銘とすべきでしょう。
このままでは、「無党派」リベラル系の票をすべて失い、党派壊滅、と言う可能性もある。
一般党員の人も職を失います。
そのリスクを回避するのが代表としての「務め」ではないでしょうか?
「訂正と補足、そして立憲民主への忠告」
「李下に冠を正さず」(正)
職を失うのは、落選する国会議員の人たちです。
立憲民主、「選挙」の時だけ、「一般市民」、「庶民」の目線という「振り」だけしてきたが、すでに信用を失っている。
であるから、世論調査でもこのままでは野党第一党の座を維新に奪われる、とされている。
といって、「維新」共闘路線で選挙に挑むのは「愚の骨頂」。ただ、別の理由があるなら話は別。
故に、ZEN大学への泉代表の「応援団」発言の釈明する必要があるのです。実際、東京都議会ではすでに共産が野党第一党。
このままの状態で総選挙に突入すれば、立憲民主は破滅でしょう。
とすれば、落選するリスクが大きい、立憲民主の国会議員の皆様は、ご自身が生き残るためにも、今、旗幟を鮮明にする必要があるのです。
そう言えば、ルソーは『社会契約論』の中で、「代議制体」では「一般構成員」は、「選挙」の時だけ「自由」になる、となかなかに面白い指摘をしていた。
しかし逆に言えば「代議制体」でも選挙の際は「有権者」が「自由」になる。
しかし選挙期間中だけのパフォーマンスで「騙せる」程一般市民は「愚か」ではない。
この「愚民観」、ZEN大学企画にも通じるものがある。