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画面が豪華！演出も歌も派手！いやマジで歌も演技も圧倒された
話は自分に歴史の知識がないせいで展開（とそれによる感情変化）についてくのが大変だった…かなり説明的にされてたとは思うんだけど
イザボー
王と王弟の疾駆けの場面が一番好きだな あの陽気なダンスも歌も好き 上原理生さんが陽気なお兄さんしてるところもっと見たい
血を表す赤い花びらがドシャッと降ってくるやつ、コクーン月の経験が生きたかしら あれ素敵だよね 劇がバシッと終わってからすぐキャストが脇から飛ぶように出てきて花びらを掬ってワオワイしてたの見てて楽しかった 観劇で一番楽しいのって、数時間劇に没入したあとに、役じゃないキャストの笑顔が見られた瞬間かもしれない
末満さんは悪しきホモソをカッコよくかつ滑稽に描いてくれる感がある というかホモソに限らずかな
どんなに善人らしいキャラクターでも愚かな一面があることを見せてくる
trumpシリーズ
無垢で可愛らしいリリウムの少女たちは、しかし一人のダンピールをよってたかって虐めてる
人格者と評されるフリーダ様でさえ衝動的に他者を咬む
誰にでも愚かなところがある
まあ「少女」を清らかなものとして描きがちな傾向はある気がするが……
イザボー
悪しき王妃の話らしいけど末満さんの書く女性キャラクターはわりと好き寄りなことが多いからまあ大丈夫だろうと思い視聴
女は産む道具だと言われながら、それを跳ねつけひたすら自分の幸福の為に生きた女の話だった
度々出てきては「ねえ、いま、幸せ？」と問いかける若きイザベルの幻（大森未来衣さん綺麗でかわいくて強くて大好き……）がよかった
己の幸福の為に強かに生き抜くという点ではいいぞイザボーやったれ！！と乗りたいところだけど、ファンタジー世界じゃなく歴史モノだからか、圧政で苦しむ民側に立ってしまい拳を突き上げきれない
それでもラストにはあっぱれ！と拍手したくなる