二次元キャラクターと宗教的美意識のカジュアルな合一という概念にずっと関心があるんですが、宗教のアイデンティティを美的感覚だけでモチーフ化するのは文化盗用と隣り合わせなのかもしれないとも最近は思っていて、しかし、それでも自分の中にずっとある関心を言い当てられたみたいな作品で興奮した
信仰のルーツが違う元ネタも混同していること、背景に描かれたヘナヘナなスクランブル交差点やドン・キホーテ、マクドナルドの単純さ、という全体にどこか不謹慎さがある感じがおもしろい
「推し文化」と宗教の類似性というところまでは正直わからなかったけど、"現在を生きる我々の菩薩は、「女児アニメのヒロイン」の様に、常にアップデートされ続ける価値観を受け入れ、未来へと続く扉であって欲しい。"という一文は素敵だ