猫についてのとても良い話を2つ聞いたのでシェアします。1匹はアメリカ、もう1匹はロンドンで保護された仔たち。
アメリカはこんなふう。風の強い夜、友人が愛犬と散歩していたら、tumbleweed(西部劇によく出てくる絡まった草のでっかいボール)が目の前を舞った。すると、犬が猛烈に吠えだし、耳を澄ますと微かに「みゃうみゃう」と鳴き声が聞こえる。まさかと思ってその一つに駆け寄って覗いてみたら、本当に仔猫がいたんだって。友人はひっかき傷をこさえながら中に腕を突っ込んで、仔猫を救出。今では2匹仲よく暮らしているよって写真を見せてくれた。
ロンドンの仔の場合。友人の隣人はちょっと問題のある家族で(夜中に乱痴気騒ぎ、泥酔、ドラッグetc.)、ろくに世話もしないのに猫を飼ってた。ある日、一家は家賃を滞納して夜逃げしてしまい、雪の寒空の下に猫を残した。外をうろつく姿があんまりにも可哀想で、友人はdog personなのに思わず連れて帰った。先住猫(これもドラマがある)ともうまくやれているみたい。
2匹(だけじゃないけれど、とりあえず)に、幸あれ。