今日はこれを読み返していた。
「差別はたいてい悪意のない人がする」著者インタビュー 無自覚に他人を踏みつけないためにできることhttps://book.asahi.com/article/14532082
『差別はたいてい悪意のない人がする』https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=140159
9章 みんなのための平等
“差別をめぐる緊張には、「自分が差別する側でなければいいな」という強い欲望、ないしは希望が介在している。ほんとうに決断しなければならないのは、それにもかかわらず、世の中に存在する不平等と差別を直視する勇気を持っているかという問題である。”
“差別や抑圧が、日常の中の無意識で偶発的な習慣、冗談、感情、用語の使用、固定観念などによって成り立つ場合が多いことを考えると、アイリス・ヤングの言葉通り、やたらに人々を批判するのは難しい。「それにもかかわらず」とヤングは、「無意識的で、意図しなかったことでも、抑圧に寄与する行動、態度に対して、人々と制度は責任を負わなければならない」と言っている。ここでの「責任」とは、自分が無意識的におこなった行動を省察し、習慣と態度を変えなければならない責任を指す。”
リンク先が間違っていた。こちらhttp://www.otsukishoten.co.jp/book/b585887.html
ブラックフェイスの話
『差別はたいてい悪意のない人がする』http://www.otsukishoten.co.jp/book/b585887.html
“すべてのユーモアが優越理論で説明できるわけではないが、ある種の笑いが、このような恥ずべき内面性から出てくるという事実を否定することもできない。ある集団を笑いものにするユーモアは、このような集団心理によってつくられる。そのため、「なぜおもしろいのか?」という質問は、「笑っているのはだれか?」という質問に置き換えられる。黒人の扮装を見て笑う人は、自分をどんな集団と同一視する人なのか。笑わない人たちは、どんな位置にいる人なのか。”
4章 「冗談を笑って済ませるべきでない理由」
悪口とは相手のランクを下げること、という指摘に通じていると思う。
『悪口ってなんだろう』 (ちくまプリマー新書)https://honto.jp/netstore/pd-book_32600766.html