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『オーウェルの薔薇』
iwanami.co.jp/book/b615153.htm

“一九四四年にオーウェルは書いている。
「全体主義の真に恐るべき点は、それが「残虐行為」を犯すことではなく、客観的事実という概念を攻撃することにある。それは未来だけでなく過去もコントロールしようとする。」
この枠組みはのちにビッグ・ブラザーのスローガンとなって現れる。
「過去をコントロールするものは未来をコントロールし、現在をコントロールするものは過去をコントロールする。」”

この本のなかで、『一九八四年』は未来からみた過去の出来事として書かれているとも書いていて、物事は変わっていくことを強調していたと思う。現在が全てではない。一年くらい前に読んだきりなので不確かな記憶だけど。
庭仕事を称えつつ、その庭がイギリスの植民地支配によって成り立っていることを指摘している。そうした広さがある。

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