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「人種差別の習慣」書評 構造解き明かす新鮮で重い視座
book.asahi.com/article/1513198

 “エレベーターに黒人が乗ってきたことに気づいた白人女性がハンドバッグを思わず引き寄せるとき(これも習慣)、その行動には黒人は危険な存在であるという世界観が埋め込まれている。だからこそその世界観の引き受けに関して白人女性は責任を問われうる。
 人種差別は「差別はいけない」と頭で理解すればなくなるような代物ではない。むしろ「差別はいけない」と知っている人の身体が、それと矛盾するように差別を繰り返すことに問題の本質がある。だからこそ差別をする身体の構造を明らかにせねばならず、そこで現象学が力を発揮する。”

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