あらら朝とレイトのみ、しかも1週間しかやらないの!と慌てて『パスト ライブス 再会』観たよ。オープニングで、なるほどパスト(空き) ライブスだ…と納得。いわゆる一つのめぐり逢い案件かと思ったらちと違った。ゆったりしたダイアローグを積み重ねて、でもお互い顔を見合わせて笑うしかない、良くも悪くもない、そうでしかないんである…
なんとなくこれ30分くらいの短編向きかもーって気がしたけど、NYに来てから雨と曇り空の銀残し?みたいな彩度低めの撮影がきれいだった。予告や写真の印象だとクールで大人っぽいグレタ・リーが意外と緩い感じの、よそゆきでない佇まいなのが良かったな。身体は逞しく大きくなったユ・テオと対照的で。ホームにいる人のそれだった。