『こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語』って邦題になった『Weird: The Al Yankovic Story』を観た。のっけからオール・ザット・ジャズ!如何にもアル・ヤンコビックの「伝記映画」らしく、まさに人を食った(イート・イット!)パロディ尽くしの英雄の旅だった。いや、何か裏を読ませるかと思えば、そういう物語にすらしないのすごい。
ミュージカルも好評なラドクリフのショウマンぶり、リン・マヌエル・ミランダやジョシュ・グローバンも友情カメオ出演するし、70〜80sスターたちに扮した(といってもあからさまにパロディ)豪華キャストがノリノリ。本家本物というか事実を少しだけ残しつつ、そもそもパロディってハイコンテクストなものだよなあ。気持ち良く笑った。