年末の横殴りの寒風吹きすさぶ雪の宮津も最高だったな……その時はmixiで知り合ったクィアのお家に泊めてもらったんだ。
手取川の真冬は湿度があって、過ごしよい冬だと感じていた。海は近いのにね。あんまり寒風吹きすさぶ!という経験はしていない。寒さの角が丸くて深い。雷も鳴る。
夜行バスで金沢駅に向かう道中の新潟や富山のサービスエリアでの降雪には何度も恐怖した。「生命を奪う雪」のことを感じた。
なんて、こんなのも日常に雪かきと雪おろしをせざるをえない地域に住んでいないものの、生ぬるいロマンティシズムだとは思う。
それでも寒いことや冬がどうしても好きだ。
こういうことをぐじゃぐじゃと書き連ねては、私の全ては欺瞞だと思うことまでがワンセットです。
やだ~20年前とやってることが変わらないんですけど~……!
プチブル階級のインテリの自己欺瞞性と自己嫌悪という意味で、宮沢賢治と太宰治のことを捉えています。