寄り道①
銀座GUCCI Gallery
お店のホスピタリティが素晴らしく、内装も素敵だった。エレベーターの内装がすべて別珍の絨毯みたいになってて、特別な気分になる。
静かなギャラリーでじっくり鑑賞できた。メイキング映像で「引退しても競技から離れる訳ではなく、現役中のさまざまな枷から外れてさらに新しいことに挑戦して表現に活かせる」と語っていたのが印象的。黒い服の方のELLEの表紙の、シャッターを切った瞬間に終わる映像もかっこいい。
「引退後もたくさんの人に受け入れて貰えて嬉しい(受け入れて貰えるか不安だったから)」とも。引退しても自分を観てくれる人がいるかどうかに向き合って、できることをやり続ける…それは依存とか、そんなネガティブなものではないように思う。
顔を見るのも勝手に辛くなってたが、自己嫌悪の原因を自分で捉えられたことで、またこうして新しく観て、得るものがある。それは活動を続けてくれること、自分が考え続けること、その両方がないとできないことで、そのことを嬉しく思う。