不思議な夢をみたのを思い出した。
いつもの夢は、内容は違えど、なぜか視点は自分だと認識できるのに、その夢の視点は自分だと思えなかった。
舞台が戦前の日本のような感じで、ぼくは自分の村と隣の村の村人が水をめぐって言い争っているのを見ている子供だった。
場面が変わると、ぼくは畦道の辻で、同い年ぐらいの子供と裸で相撲をとっていて、周りには大勢の見物人がいた (何かの神事だったかも?)
なぜその夢の主人公は自分ではない感覚がするんだろう? 村にいた経験や、相撲をした経験が現実の自分にないからかもしれないけど、もっと何か、根幹の部分に理由があるような……
そもそも、自分を自分たらしめるのはなんだろう、と考えさせられた夢だった。