● ドメインブロック

サーバから指定ドメイン(サーバ)をブロック

管理者がサーバ間のやりとりをブロックするので、投稿のやりとりもフォローもできなくなります。

ただし、AUTHORIZED_FETCHモードが有効になっていない場合、公開の投稿内容をfetchすることはできるので、完全に遮断するためには設定が必要です

● ユーザーによるドメインブロック

利用者が指定ドメインのアカウントとやりとりしたくないときに行う操作です。フォロー関係が全て解除されます。

ただし、個別にブロックするのと違い、相手側サーバには反映されず、公開投稿があれば見られます。

通常は相手サーバに配送されませんが、誰かがブーストしたり個別に取得(検索にURLを入力)で見られたりします。

● (リモートアカウントの)サスペンド

管理者がリモートサーバのアカウントを停止する処置です。これをドメインブロックというのは用語の間違いです。

概ねサーバからブロックされているような挙動になりますが、所属サーバに何かが反映されているわけではないので、自分の側からは判別が難しいです。とにかく相手サーバに無視されます。

ドメインブロックには、サイレンスとメディアブロックという中間の形態があります。どちらか片方、または両方を設定できます。

相手サーバをサイレンスにした場合、相手サーバ所属のアカウントを一括してサイレンスしたような状態になります。

公開タイムライン(連合・ハッシュタグタイムライン)に表示されなくなる他、相手サーバのアカウントからのフォローが全てフォローリクエストになり、利用者が許可するか選択できるようになります。

発言が過激・攻撃的、政治的、宗教的、商業的、扇情的などサーバのルールに合わないが、個別のフォローは許可してもよい場合に指定します。

メディアブロックは、相手サーバから届く画像を保存しなくなります。クリックすると、相手サーバに直接みにいくので、みられないわけではありませんが、サムネイルも出ないので、不便になります。

メディアブロックは、Pawooの画像を受け取って保存したくない海外サーバの要請によって生まれた機能です。

なお、クライアントアプリによっては、リモートサーバを先にみにいくものがあります。この場合、メディアブロック指定されていることに気付かないかもしれません。

フォロー

ブロックは、アカウントとアカウントの間で行われるもので、ActivityPubに基づいて連合します。

ただし、そのブロック状態をどのように扱うかは、実装次第です。

MastodonとPleroma、Misskey、他、それぞれで同じ挙動ではないということです。

Mastodonでは、お互いが存在していないように振る舞います。相互にミュートされ投稿はみえずやりとりできません。

ブロックは、サーバをまたいで連合する場合、自分の所属サーバでブロック指定するのとあわせて、相手のサーバに、このアカウントをブロックするよ、という情報を伝えます。

相手サーバも、このアカウントからブロックされているよ、という情報を受け取って内部で指定します。

ここが何らかの事情でおかしくなって、片方ではブロックしているのに、もう片方ではブロックされていないと認識することがあります。データベースがロールバック(おかしくなったので元に戻しますってやつ)されたりすると起きやすいです。また、相手サーバがダウンしている状況が長引くと届かないこともあります。

通常、ブロック解除して再度ブロックすることでなおります。

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