課題を背負っているはずなのに外見上はボケーっとしているように見えていた家族が、ふと「これ全部終わったら背中が軽くなるだろうな」と言った。何だよお前、それなりに受け止めていたのか

「自分も同じ経験をしたから分かるよ。自分の時は（略）。キツさが辛くなってくる今が踏ん張りどころだから、とにかく踏ん張れ」ぐらいしか言いようがありませんわな

いくら家族だって、本人の代わりに舞台に立ってやることはできないじゃないですか。本人が裸一貫で勝負するしかないんです。家族にできることはせいぜい外野から声をかけることだけ。具体的なアドバイスもできなくはないけど、何を言ったってまともに聞きゃあしねえし

本人が何とかしなきゃいけないことは本人がやるしかないんだよ結局

がんばれ、という言葉はこういう時のためにあるんだなあ（みつを

人間本来は自分の意欲の赴くままに夢中で生きることが最善だけど、それでもどっかで望まずして踏ん張らないといけない局面もある。当該家族にとってはそういう時のためのリハーサルとして今があるのである……と思いながら外野からワーワー言うお仕事

でも、好きなことを通じてしか身につかない踏ん張りもあるんだよな

それはやっぱり本人が自分の経験を通じて体得するしかないものだから、結局外野はせいぜい余計な干渉をせずに見守ることしかできないっぽいよね