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「すずめの戸締まり」のネタバレ含む 

「すずめの戸締まり」はふつうに面白かったがその分粗や雑さに気を取られて全体的に集中できなかったし個人的には心から乗れる作品ではなかった
また私は是非を問うまでにはまだ至っていないが、自然災害としての3.11の震災と神のわざわいとしての大地震が混在している(ように観えた)世界線の中で、前者の痛みを後者の封じを通して映し出していく過程そのものに少しひっかかった
現実の災害はどう足掻いても封じ・避けることはできない分、後ろ戸/みみず/閉じ師という圧倒的なフィクションの部分が良くも悪くも痛みをもたらす 救いにつながるフィクションであるとも思うけれど
一番乗れなかったのはダイジンの扱いだったかな…ダイジンは結局要石以上の役割をこの映画では与えられておらず、物語を進めるキーではあったものの舞台装置に留まったような感じが否めない 猫の姿をモチーフに一種悪役からヒーローまでを担ったが最後は結局は人類を守るための石となる、その扱いの雑さがあまり好きではなかった

わたしも3.11を明確に結びつけてるのに人災の側面がまるっとないことになってるのが納得できなかったです〜…。体調無理せずご自愛ください🫰🍵

確かに…物語に取り入れられなかったものを考えるとやっぱりひっかかりが残る作品ですね…お気遣いの言葉もありがとうございます!治りました🥰

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